オンシーズン中は投稿するタイミングを逃していた、ソラオト家初キャンプのレポをいまさら。
2012年4月中旬
「はじめてのキャンプ」的なイベントに参加。
これがソラオト家初のファミリーキャンプ。
このイベントに参加すべく、念願のテント&スクリーンタープを購入。
キャンプの知識は皆無だった私はすべて夫まかせ。
夫が最後まで悩んでいた小川の三角テントについてだけ
「初心者なのに奇抜ではないか」
と物申したことくらい。あの時の私に教えてあげたい。
「それにすべき」と。
さて初のキャンプ当日。雨。
ソラオト家のレイニー伝説はここから始まるのです。
強気発言するなら最初が雨だったから、雨キャンプがスタンダード。
キャンプは雨の中でやるもの、くらいの覚悟よろしく。
ぬかるんだ地面。
キャンプもイベントもなにもかも初で集合時間ギリギリに到着して、どこにテントを張っていいのかもわからず、とりあえず他の人の邪魔にならなさそうなところに車を停めてみる。よく見ると番号の書かれた札が立てかけられているが、ビギナーすぎてそれがなんの合図だろうかと、夫婦で首をかしげる。
「これが一応境界の合図なんじゃないか?この番号で区分けされているんじゃないか?」
今思うと、通路みたいな場所の、細長い区画でプライバシーを保てるものもなければ、すぐ横はちょっとした崖になっていて、当たり外れでいったら100%外れサイト。
ただ幸運なことに初めてキャンパーには「区画を楽しむ余裕はない」のが救い。
小雨が降る中、スタッフに手伝ってもらって・・・というよりむしろ設営と言われる過程のほとんどをやっていただく。
このとき、参加者さんたちは一斉に集まり、一軒一軒各サイトを回りながら、各自のテントの説明や設営の仕方をスタッフから教えてもらいながら「ふぅん」だとか「へぇ」だとか言って感心するというシステム。
うちはこのキャンプで初めておろしたテントだったので何も恥じることもなく極めて順調に事が進んだけれど、中には数年ぶりに物置から引っ張り出してきてバリバリになっている旨を指摘され「雨漏りもしている」ことを暴露されてしまうという、和やかに隠された辱めを受けることになったご家族もあり。気の毒。
その後、あのご家族が新しいテントを買って新たなスタートを切っていると願ってやまない。
雨で時間を持て余してしまったので、やみくもにテントの中で時間を過ごす。
どうして過ごしたらいいのかさえもわからないので、とりあえず写真なんかを撮ってみたり。
この時はまだこのブログを立ち上げていなかったので、あくまでもFB用だったのだけど、今見てびっくり。
テントとスクリーンタープのジョイント部分のシート?の取り付け方法が激しく違う。
本来なら外に出してテントの外側にかけるようにするはずが、どう見てもほとんど中。
まあ、知らなきゃ幸せなことも多い。
買ったばかりのキッチンテーブルも雨のためスクリーンの中。
見せ場を失い、ただの邪魔。
しかもこの時初めて、「テントやタープ内では火気厳禁」を知らされる。
そして勝手にそれは「黄色は注意して速やかに進め」的な、大人としていかがなものかと思われる解釈で落ち着く。
雨は弱まる気配なく。
初心者なので何かの集合に置いてきぼりになってはいけないと、テントから外の様子だけはくまなくチェック。
雨は降ったり止んだり。
そんな合間に、火気類の使い方講座とか、夕飯で炊くご飯用の竹筒を作ったり。
置いてきぼりになることなく、つつがなく参加。
キャンプ場の方が見本を見せてくれて、その後子供たちを中心に親子であーだこーだと活動開始。
こういう活動は子供の方が夢中になり、それにあわせて大人も重い腰をあげる感じ。
私は長男と夫にまかせて重い腰は下げたまま。
竹筒で炊いたごはんはなぜか美味しかった。雰囲気が大事。
それと夕飯はスタッフが用意してくれたBBQ。
肉やら野菜やらサラダやらビールやらジュースやらなんやらかんやら。
それはもう無料バイキング状態。
イベント会場でBBQは行われているのだけれど、雨が降ったりしていたので小さい子供がいるうちはほとんど各自のテントに持って帰ってそれぞれの宴。
そして時々会場へ顔を出しては社交性をチラ見させたり。
会場近くにテントを張った方とか、若者たちだけで参加された方とかは、そこに集まっていて、どこかの民族の楽器の演奏やらムーディーなライトに照らされた外国のビールやらを飲んだり、焚き火を囲んでわりと遅くまでゆるく楽しげに過ごしていた。
でもうるさくはないので、そんな雰囲気をBGMに我が家は21時就寝。
翌朝、「ソラオトさんち寝るの早かったっすね!」とスタッフの一人に言われて初めてそれが早い就寝だと気づく。
キャンプでは子供も遅くまで起きていていいらしいと。
ちなみに普段のソラオト家、子供の寝る時間22時。次男に至っては23時半。
不摂生。
翌日は快晴。パンを焼く催しがあったりしたけれど、基本はやはりゆるめ。
子供たちは皆いつの間にか仲良くなってまとまって遊んでいるし、大人たちもそれぞれ。
こういうときに読書を、と思っていた私は優雅に本などを読んでいたところ、当時2歳の次男を二度も見失う。
キャンプ場をなめたらアカン。
目の届くとこなど無いと思え。
シーズン前のキャンプ場。他のキャンパーさんも少なく、そしてこのキャンプ場自体意外と広い。
広いなんてもんじゃなかった。
奥の方なんてはっきりいってもののけの郷。
ただでさえ何かを感じやすい私が、なんども身震いしたのだから。
いえ決して何かが出るとかそういうんじゃないけれど、そう、ないけれど。
2日目の写真は、この写真のみ。
しかしながら、初めてのキャンプはなかなか楽しく過ごせて12時過ぎくらいに解散。
このキャンプが楽しかったからそのあとが続いたのではないか、と思うくらい我が家にとっては充実。
ほどよいゆるさのあるスケジューリング、それでいてキャンプの基本や楽しみを味わうことができたので参加して良かったね、ということで初めてキャンプ無事終了。おつかれさま。
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