猪之頭公園内にある養鱒場の釣り堀は、長男のお気に入りの場所。
今回も、長男たっての希望で38さん一家にもお付き合いいただきゆるーい感じの釣りタイム。
最初はなかなか釣れず、やっちまった感が漂い始めた頃38家ヒット。
よかったよかった。
その後もそれぞれにそれなりにヒットし、楽しく和やかな時間が流れ・・・
ていると思いきや、38家では夫婦感で本気モードからくる微妙な空気が流れていたとかいないとか。
一方のソラオト家では釣果の手柄を「母のポイント見極め上手」と言い張ることで、平和な時間を満喫。
さて、鱒釣りを満喫した一行が次に向かうはキャンプ場。
のその前に。
遅れてやってくる、遅れてやってくる、遅れてやってくるという
yukky家と合流するために待ち合わせポイントへ。
(注意:反復法は使い方を誤るとイヤミに聞こえます)
そして私は今回yukky家がこのキャンプに合流することは全くもって知らないので、なぜここで小一時間ほど待ちぼうけをくわされているのかは知る由もなく。ということで、「yukkyさん遅いよねー」「一本道だから迷いようもないけれど、それでもあのクソナビのせいで間違えたとか?」「まさかの買い物押し?yukkyさん非常識系?」なんていう会話で38妻と盛り上がるはずもないので、ただボーっと黙って待っているとそこへおしゃれな港町ナンバーの車から降りてきたyukky一家が「こんにちは~」と登場。
今回yukky一家が来ることは知らなかったので突然現れた謎の女性にびっくり仰天。
誰?
あ、間違えた。
今回yukky一家が来ることは知っていたにもかかわらずそこに現れた女性にびっくり仰天。
誰!?
このおしゃれな港町在住をプンプン匂わせる大人女子系美人のオンナがyukkyさんだと言うのか。
しかも喋り方が何やらおっとりまったり。
お連れの殿方も素敵イケメンだし、お子達もお上品系。
yukkyさんというのは、痩せた倖田來未のモノマネ芸人をイメージングしていた私は一体なんだったのか。
あの日々を返して欲しい。そんな気分を悟られないように平静を装いつつキャンプ場へ。
今回のキャンプ地。
静岡県某所ということらしく。あまり詳細レポができないのが残念。
そして。先に述べておくと、私がグルキャンではほとんど写真を撮らない理由は「他の誰かが多分写真撮ってくれているから」という他力本願からなのでごめんなさい。ちなみに今回も、このあとアップされる写真は4枚。たったの。
というわけでまずは全体像。
今回、383家とyukky家は初おろしの「テンティピ」とかいう洒落た三角テント。
この時私のキャンプデータにはテンティピ情報が登録されておらず、純粋に「黒いラインが素敵」「素材がいい」「広くてなんだかおしゃれ~」とクオリティの低いコメントしかできずにいたのだけれど、後日調査でべらぼうに高級なテントだということを知った次第。
しかも、383家はカーミットチェア2脚の初投入。yukky家はタトンカタープ、サンドチェア2脚の初投入。
という、チーム関東のおそるべしセレブぶりを目の当たりに。こんな羽振りの良さ、バブル期以来。
我が家はいつまでたっても
替えない買えない10年物の3流チェアに腰を下ろし、素敵アイテムに囲まれて目の保養。ありがたやー、ありがたや。いつも思うのだけれど、他人の素敵アイテムに囲まれてのキャンプは疑似体験できてまことに喜ばしい。便乗キャンパーの至福時間。
ほらね、買わずしてタトンカタープと我が家のテントのコラボ2回目。
もうこのままタープ買わなくてもいいんじゃないかと錯覚。
我が家のセレブ焚火台とyukkyさんちのタトンカタープ、38さんちの薪入れ用のおしゃれな袋と、そして遠くにyukkyさんちのリマジャグ。
※このあと4枚しか写真がないと伝えて早くも3枚登場。残る一枚は翌日の写真なので、ここからはほぼ文章のみ、という苦痛の時間となることをご了承ください。
設営が終わり、軽くお昼ご飯を食べたあとはしばし談笑後夜の宴の準備。
食事の様子は38さんやyukkyさんのブログをぜひご覧になっていただくとして。
非常に美味しい食事の数々。
我が家なんて、長男の「豚バラブロック肉が食べたい」の一言で調子づいてデカイ豚バラ焼いたけれど、よく考えてみれば冷めたらたちまち「ただのラード」。
そしてあいかわらず38さん家の食事の美味しいことに加え、きゅうりの浅漬け程度だとタカをくくっていたyukkyさんの芋煮が旨いこと。
旦那様がひたすら焼いてくれていた焼き鳥やアスパラ巻も然り。
そして、38妻からは「シャトルシェフ便利情報」をゲット。これさえあれば、シチューやおでんや豚汁などの汁物も前日に作って持ってこれるのだ。
素晴らしい。料理のできる女は便利ツールも使いこなす。
そして宴もたけなわ。そんな時に38さんのもとにkamomeメール着信。
「どうなの?楽しいの?」
そんなメールだという。
「楽しいの?」って!楽しくない前提?
ちょっとした言葉のニュアンスにも鋭い指摘を入れていたところ盛り上がって
「yukkyさんとソラオトさんの仲が険悪」くらいの返信をしておけばいいと誰が言い出したか知らないけれど、ええ知らないけれどもそんな流れになり大変な盛り上がり。
盛り上がっているメンバーのほとんどがシラフ状態だという状況でシラフの筆頭ペプシマン38さんから、「ソラオトさんkamoちゃんの電話出てみる?」と突然電話を突きつけられ、この人善人面して実は極上のSかも?と一瞬脳裏をかすめつつ渡された携帯握り締めピーナッツ王国在住おもしろブロガー
kamomeさんとのタイマンスタート。
敬愛している38さんから渡された電話には何かしらの期待が込められていると勝手に判断した私。
ここはyukkyさんなりすましアイテムを採用。
ソラオトさんには聞こえないようにしている感でこそこそ話を切り出し、
「ソラオトさんとの仲がヤバイ・・・」「想像と違った」「もう空気が耐えられないから帰ろうと思っている」等の言葉を矢継ぎ早に繰り出したところ、
「なんで・・・・なんでよ。なんでそうなっちゃうの。」
初めて聞くkamomeさんの声は今にも泣き出しそうなくらい悲しく切ないカナリアの響き。
胸が苦しくなった私の口から出た言葉は「あの人には会わない方がいいよ」という決め台詞。
もはや、こんな意地悪女とは本当に会わないほうが身のためのような気がしてならない。
そしてこれ以上話続けていると、「やっぱりね。あの女そういう人だと思ったよ。yukkyちゃん頑張って。」等のまさかのソラオト憎しみ発言が飛び出してきたら洒落にならないと判断し、頃合をみて38さんに携帯を返上。
後にネタばらしをするも、kamomeさんという人は本当に良い人で「なんだー、もう本気で心配しちゃったよ~~」と、私だったら不貞寝でもしてしまいそうなところ大変広い心で笑って許してくれました。
しかしそれにも懲りず私ときたら、「今日はkamomeさんが来ると思って辛いものとゆで卵も用意していたんだよ」と言うと、来れなかった理由を丁寧に説明してくださりさらには謝罪の言葉まで飛び出したので、これには私も恐縮し「いや、それも嘘だから大丈夫」という、嘘をついておきながら大丈夫という上から目線で詫びを述べる始末。
タチが悪いとはこういう人のことを言うのだろう。
そんなkamomeさんの唯一の反撃となったのがうちの夫との会話。
うちの夫、このブログの存在はなんとなく知っていても、読んだことない人。
当然こちらで交流を持たせていただいている方達のことはよく知らないけれど、とにかく妻の付き合いには不平も言わずニコニコと付いてきてくれている。
そんな彼に突然のkamome対談。
酷すぎる(笑)
「では・・・」と何度も会話を切り上げようとするも、電話の向こうのkamomeさんに阻止されている模様。
ええ、それで気が済むのなら彼をどうぞお好きに♪
その後。子供たちもさんざんはしゃいで疲れたのか寝かしつけタイムに。
38さん妻&yukkyさんが寝かしつけで席を外した頃合を見計らって我が家も片付けタイムへ。
その流れで子供たちの寝かしつけと、自分も寝落ち体制へ。
キャンプでは早く寝る、がモットーの私。
今宵は22時過ぎまで起きていたので十分に夜の宴を満足したと判断し、宴会幕にいた38さんとyukkyさん旦那様に「先に寝ます」宣言をして就寝。
もちろん夫は居残り組。
さて、就寝してしばらく経った頃、子供たちの寝かしつけを終えた38妻とyukkyさんが宴会幕にカムバックした様で話声に花が添えられている感じ。
しかし、それでも私は寝袋に入ったまま。これには理由が2つ。
その1、化粧落としてすっぴんだったから
その2、我が家のテントは暖房器具系が一切ないので一度寝袋に入ったら温度を逃がしたくない
という理由が存在。
決して「面倒だったから」といったメンタル的な理由ではないことを伝えておかないと(笑)
そんなわけで離れていても、ちゃんと皆の会話は聞き取れていたとい衝撃の事実をここで発表。
母さん。みんながあんな話やこんな話をしていたこと、私はちゃんと聞いていたわけで。
むふふ。
翌朝。
夜中に雨が降ったものの、朝は雨が止んで曇空。
時刻は8時をまわってたけれど、皆まだ起きていない様子。
早寝組だった私はこれ幸いと、足早に洗面へ。
グルキャンの時は早朝の洗面が勝負。そのために早寝をしているとか、いないとか。
帰り道もできるだけ物音立てず立ち去りが鉄則。寝ている人を起こさない且つ自分のすっぴんも見られない、というまさに一石二鳥。
そして入念な化粧が終わるころ38さんも起床していて焚き火を囲んでしばし談笑。
そのうち一人、また一人と起きてきて気が付けば子供たちも。
yukky家のミーちゃんと不思議な舞を披露する次男。
朝のまったり感も心地よく、それぞれに朝食を食べたり集まってみたり。
距離感が本当に絶妙でとっても居心地よく過ごして帰りの時間。
非常に名残惜しいし後ろ髪引かれる思い。
帰り際にyukkyさんから「これはビタミンでシミとか肝斑に効く」とかの薬と「本当は女子会で飲もうと思った」素敵なお茶を手渡され、「シミとか肝斑に効くって素敵!」と小躍りな気分になっていると、さらに383家から「那須のおみやげ」」とこれまた洒落たチーズパイが。
ソラオト家からは地元の銘菓
おっぱい饅頭富士山頂を。
撤収作業が残っているので夫を残し、私と子供たちは一足先にキャンプ場をあとにしてさようなら。お疲れ様。
楽しい時間をありがとうございました。
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