道志キャンプはじめました。

ソラオト

2013年07月23日 00:35

2013.7.20(sat)-21(sun)
ネイチャーランドオム


そう、思い起こせばあれは4月のこと。
「またご一緒しましょう」という会話の中から、「では6月頃~」というやりとりに進展し、その後「今日はコストコ来てます」やら、また別の日には「スカイツリーの近くに駐車場はあるか」などというどうでもいい会話をはさみつつ、そしてついに。
Xデーは7月20・21日に決定。
早川キャンプ、リターンズ2013夏。
メンバーは早川キャンプ、2012秋。と同じ。
お気に入りに登録させていただいている、
383さん一家、オノボリさん夫妻、そうパパさん一家、はるパパさん一家。
そして我が家の計5組。

感の良い方はお気づきだと思いますが、わたし、グルキャンの時の写真は少なめです。
なので、今回は誰よりいち早くブログをあげて、そして後からアップされる方に補ってもらおう作戦を目論んでいるとかいないとか。


では早速。





昼ごはんは、流しそうめんをやっていただけるということだったので、麺つながりで我が家は富士宮やきそばを。
富士宮やきそばを愛してくれている38さんのために、そしてさらなる富士宮やきそば愛好者を増やすという野望を秘めていざ。

そういえば、ソラオト家は道志界隈に足を踏み入れるのは初めてのことだった。
「なんとなく入ってはいけない結界」があるような気がしていたのだけれど、それはまぎれもなく気のせいで、我が家からオンリー一般道で2時間弱で到着するというなんとも身近な立地にあり、そしてなんてことはない、決められたお金を払えば誰だって入場できる普通のシステムなのだ。白装束を着て浄めの儀式とかは必要なかった。ひとあんしん。


さて、昼食の話に戻って。




おのぼりさんから、おのぼりラーメンが。
ソラオト家では、キャンプでカップラーメン以外のラーメンを食べるのは初めてということに気づく。同じカップでも、シェラカップに入っているラーメンというのはカップラーメンとはまた別。
その一杯のシェラカップ入りのラーメンを、38妻、ソラオト、はるママ、そうママと順に回して麺をすすっていくというのもまた初の試み。それぞれが遠慮しがちに麺をすすって一巡した後、二巡目は卵を食べる係に38妻、焼豚を食べる係にソラオト、「汁は飲みたい、汁を飲ませて」と言うそうママに汁係を。そういえば、はるママは何を食べたのだろう。ちゃんとメンマでも食べていただろうか。二順目も麺だったのか・・・気になって眠れない。

昼食も食べ終わり、皆がまったりしていると、貸切にしたはずの我々のエリアになんの迷いもなくドドドドと入り込んでくる黒い車。そして車の運転手は空いているスペースに華麗に停車すると、車から降り立ち黙々と椅子やらテーブルやらを設置し、そして無言のまま「どでーん」とくつろぎはじめた。




どうやら「cafe&bar」らしい。私もいろんなカフェを見てきたけれど、こんなにも怪しげなカフェを見たのは初めてだった。
ざわめくメンバーをよそに、店主は一言も発せずただ黙って座っている。
そしておそらく最初に話しかけたのは38さんだったか。
店主も応答したのだけれど、ちゃんと日本語を話せたので安心した。
店主の名は「物欲41号」さんという。
奥様の15号さんもご一緒だったので、わらわらと皆の衆が集まりだしそしてあっというまにオープンカフェとなった。



このカフェバーには、サントリープレミアムモルツと挽きたてコーヒーしかない。値段もないので皆一様に不安がって注文できずにいると、店主のほうから「どうぞどうぞ」と高級ビールを差し出してくださったり、コーヒー豆をガリガリと挽き、そして1杯ずつ丁寧にドリップしてくださった。


しかも、ビールの下に敷いてくれるコースターは「物」と手書きされたオリジナルコースターがたまらなく可愛らしいのだ。

私の隣で、前回のキャンプで物欲カフェを楽しむことがなかったオノボリ夫妻が美味しそうにコーヒーをすすっている様を見て、本当は「私にも1杯ください」と注文したかったのに「まだ1度もキャンプを一緒にしたことのない私にはまだ時期尚早」と判断し、持参したスティックコーヒーで我慢。そのタイミングで、さらに持参していたスターバックスのキャラメルシロップをおのぼり奥様に献上。
おのぼり奥様がカフェ好きと聞いていたので何かカフェっぽいものを、と思って唯一持参したものだった。全面的にスタバ頼り。運良く、物欲コーヒーに便乗。


カフェ好きおのぼり奥様は、とても美味しいパウンドケーキを持参。手作り。

おのぼりさんという人は、お菓子作りが上手なかわいらしい奥様を嫁にもらうことができたというのに、まだ欲しいものが尽きないのだという。

さて私はというと、3回目くらいになったら物欲コーヒーを飲ませてもらう目標を立てる。
なぜ、3回目、かというと、そういえば、そうパパさんちのワンちゃんが会って3回目くらいじゃないと体を触らせてくれないのに、うっかり気安く触って「ガルルッ」と怒られたばかりだったのだ。
それがちょっとトラウマになっていたのかもしれない。

そうこうしているうちに、物欲ご夫妻が帰られた。
しかも、最後の最後までネタを仕込んであって、誰もが打ちのめされてそして感心していた。

写真はないのだけれど、ナチュブロガーさんでもある「ひろママ」さんもこのオープンカフェにいらっしゃって、わいわいと賑やかなひとときが過ぎたあと、16時から予約している貸切家族風呂に順次入浴。

その間、水面下ではこんなサプライズの準備が。



クロカンブッシュ風バースデーケーキの制作。指揮をとっているのは38さん。
ケーキを出すタイミングやら運ぶルートやら、入念なリハーサルを経て。



クラッカーとハッピーバースデーのBGMと、そして皆からの祝福のなか、
ろうそくの炎を吹き消すのは、そうパパさん。おめでとう、おめでとう。
こういう素敵なひとときを一緒に過ごすことができて、私もハッピーな気分。

宴会は、はるパパさんちのランドロックプロ?名前がよくわかっていないけれど、高級な感じはベタベタと触って確かめてある。

おつまみを持ち寄り、全員集合。

ブログで見たことのある、はるママさん特製の鶏皮のおつまみ、作り方をちゃんと聞いて、地元の友達やら身内やらにドヤ顔で振舞う予定。
他にも、飲兵衛の集まりらしくつまみの数々がどれもツボ。
きゅうりのしそ風味浅漬けとか、長芋のぬか漬けとか、なんやらかんやら。目移りして全てに箸を伸ばせないよ~と思いつつ、一時皆が不在になった瞬間にあれこれ食べておいた私。ぬかりはないが写真はない。

子供たちの寝落ちに始まり、一人落ち、また一人落ち・・・なんだかんだと、夜の12時を過ぎ1時前くらいに宴会もおひらき。
キャンプで早寝の私も、なかなかの健闘ぶり。


翌朝。テントの外から聞こえる話声で慌てて目を覚ますと7時少し前。ああ、程よい。
すぐさま「起きていますよ」アピールをしたいところだけれど、今すぐ飛び出して寝起きのすっぴんをさらけ出して「あれ?この人誰?」と思われても悲しいので、少しばかり眉毛を描き足して意気揚々と外に出るも、幸か不幸か誰もいなかった。

それならば、と洗顔セットを握り締めいそいそと炊事場へ。そしてバシャバシャと大変気持ちよく顔を洗ったのち、ふたたびテントへ戻るため足早に移動。ここが肝心。なぜなら、正々堂々とすっぴんなのだ。

目標の我が家のテントまでのルートには誰の姿も見えなかったので軽快に突き進んでいくと、デラララ~ンというBGMと共に38さんが現れ、それはまるでリアルドラゴンクエスト。
が、しかし。38さんは私とあまり目を合わさないようにして「おはようございます」と軽く会釈をすると速やかに立ち去っていった。その背中はまさにジェントルマン。
もしかしたら、見たくなかっただけなのか、見たら石にされると思ったのか。まあいい、私には好都合。

その後はゆっくりと化粧などをして、そして朝ごはんをのんびりと支度して、食べる。
食べたあとはちょっと動く。
ネイチャーランドとうたっているだけあって、ここは本当にネイチャー感がいっぱい。
どこそこ、沢が流れている。すてきなせせらぎ。



川というより沢なので、小さな子供も遊びやすい。


陽が差すところと、影のところ、いろんな表情のあるキャンプ場。


水はキンと冷えて気持ちがいい。


すいかも一晩中沢に転がされてキンキンに冷やされていた。

この後、ガツンガツンと棒で叩かれ、そして割られ、皆に美味しく食べられる運命。




こどもたちも夢中でむさぼり。


そして大人たちもまた然り。


撤収作業前のまったりタイムはこんな風景も。

子供たちの視線のその先は。



おのぼりさんがブランコ。


38さんもブランコ。


38さん、もう少し頑張ればおのぼりさんちの高級テントにつっこめるのに。


今回、サイト全景を撮り忘れ・・・。
なので撤収時に少しだけ。



(詳細は他のかたのレポでご覧いただけると幸いです)



そんなこんなで、最後に集合写真を撮って解散。(集合写真も他の方のレポで・・・)
14時ごろ、キャンプ場を後に。
前回の早川のときと同じように、我が家が一番先に出発してそれを皆が笑顔で見送ってくれる光景。
なんとも楽しいキャンプはこれにておわり。

またぜひ。


帰り道、「道志は案外近い」と呪文のように繰り返す、私と夫。
その呪文が催眠術だったのか、気がついたら眠りこけて気がついたら地元だったという。
道志だろうと廻り目平だろうと、帰路はたいがい寝ている私にとってはどこでもまあ、瞬間移動。

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