雷雨キャンプ

ソラオト

2013年09月12日 00:08

2013.8.23(fri)-24(sat)
長者の森オートキャンプ場

http://vill.kitaaiki.nagano.jp/choujya/


7月に出かけた、廻り目平キャンプ場に続き、長野県東信地区へ。

8月はキャンプお休み月間としていたのだけれど、有給休暇が取れそうだったので急遽(といってもお盆前に)予約を。
予約担当の私は、いつもならキャンプ場リサーチの際、ネットで検索⇒そのキャンプ場を利用した人のブログをチェックというパターンが多いのだけれど、今回は地域から絞ってネットで検索して雰囲気&値段で即決。
現地に到着するまで心配もあったけれど、到着して一安心。管理棟がまず綺麗。ステキ。

受付を済ませてきた夫も「受付のおばさんが感じよかった」とひとこと。
普段、あまり「人についての評価」をほとんどしない夫がこんなふうに言うくらいなので、よほど感じがよかったのだろう。
「何がどんなふうに、どんな経緯があってそう感じたのか」という理屈でモノを言ってほしいと願う妻も、せっかく夫の気分が良くなっているのだろうからと大目に見る。


管理棟の前には子供たちがめいっぱい遊べそうな広場も。
管理棟の横にはテニスコートもあり、なかなかアクティビティが充実。

管理棟から車で2、3分ほどのところにオートキャンプ場。
この日の利用者はうちともうひと組のみ、という。
そして我が家が指定されたサイトは11番。


キャンプ場内のメインロード沿いだけど、目の前にサニタリー棟があり、炊事棟もすぐ近く。


普段、サイトにテントを設営するとき、視界にトイレが入ってくるポジションは避けているのだけれどこのレベルのトイレならOK。外観からトイレ清潔度にも期待が高まります。

そして、お隣の13番サイトの利用がなかったのをいいことに、ここを突っ切って炊事棟を利用。
炊事棟の向こうに、我が家の他にもうひと組のご家族がキャンプを。

お天気が怪しかったので急いで設営。

本来、チェックインは13時からなのだけれど、デイキャンプ料金1500円を支払って早めにチェックイン。
お昼は、お気に入りのナナーズ@今回は小海店で買ってきたお弁当を食し、その後はまったり。




最近ようやく、この本を愛読するようになってきた長男。
今回も、この本で調べながらいろんな野草を摘んでは「これは火傷によい」とか「これは腹痛によい」とか「これは毒虫にさされたときによい」だとか教えてくれるのだけれど、なんとなくネガティブキャンペーンな匂いがしなくもない。
そして、お昼のあとは何をするでもなくただただぐうたらと過ごす。
夫と長男が散策へ出かけるというので、私と次男はテントに入ってお昼寝タイム。
私が住む町では、「富士山に笠雲がかかっていると必ず雨が降る」と言うけれど、私と次男がお昼寝をするときは必ず雷雨に見舞われるのが最近のセオリー。
夫と長男が戻ってくる頃、遠くの空では「ゴロゴロ」と雷鳴が。そしてもれなく雨。
しかも雨足は強くなる一方で、私の「ここで夕飯を作る気持ち」は弱まる一方。むしろ作る気にならず。
一応食材は買ってきたのだけれど、こんなときに限ってスクリーンタープ持ってきてないし、濡れるのわかっていてしかも雷も鳴っているので「ここはキャンプ飯はあきらめて温泉にでも行ってそこでごはんとしましょう」に満場一致。

そんなわけで、車で30分弱の「滝見の湯」へ。
http://www.takiminoyu.com/

大人350円 4歳以上250円という比較的低価格な料金設定にもかかわらず、館内は清潔だし食事も地元のおばちゃんたちの手作り感あって美味しかったし、お風呂も気持ちよくて大満足。

こういった施設内にいるとまったくもってキャンプに来ていることを忘れてしまうし、きっと館内の人々もまさかこのごくごく普通のどこにでもいる家族が雷雨の中キャンプをしているとは思いもしないだろう。
私だってこの雷雨の中これからキャンプ場に戻るだなんて思いたくない。

こんなところで今夜一晩過ごすだなんて。

ただ、灯りがあったのがなんともうれしかった。

そして我が家の他にもう一家族、このキャンプ場にいるという安心感というか依存心というか。
「ねえねえ、あちらのご家族はキャンプしているよね?暗くない?もう寝ちゃったのかな?車で寝てるのかな?」
とまあ、夫とふたりで10分くらいはあちらのご家族の様子について話していたと思われる。



とりあえず、雨の中、意地でもキャンプな夜を楽しむ夫を一人置いて私と子供たちはテントの中へ。



子供たちはDVD鑑賞、私は一人テント呑みして、21時頃就寝。

翌朝は青空が。


清々しい朝。5時起床の私。


雷雨も夜中にはおさまったようで、おかげで家族みな熟睡。
私は次男と一緒に、コールマンのチャックを全開にするとお布団みたいになる寝袋を敷ふとん代わりにして、その上に私のSnugpak(スナグパック)のチャックを広げた状態で掛ふとん代わり&薄手のブランケット1枚でちょうどよく睡眠。暑からず寒からず。



朝食を適当に済ませてチェックアウトの10時に向けて片付け開始。


片付けの途中の様子。今回利用した11番サイトは、狭い区画がウリ(笑)のこのキャンプ場のなかで唯一フリーサイト的な使い方ができるかなと思われます。
他は本当に狭いです。ランドロックとか張る場合、ある意味、腕のみせどころです。



そして撤収をほぼ終わらせ、あとは車にうまいこと積み込むだけ~、っというところで、私は子供たちを連れて先に歩いて管理棟へ向かうことに。


出入り口の方からキャンプ場を見た風景。

キャンプ場と管理棟のある公園までは、車なら1、2分程度だけれど、歩くとなかなかの距離。



草花を観察しながらのんびりと。



御座山へのコース案内もあり。



管理棟近くの川では、小さな子供でも水遊びできるせせらぎが。





管理棟の前にある広場。



この「ただの斜めの建物」が、なかなかびっくり!


もう、何がまっすぐなのか、斜めなのかわからなくなってきて、そしてなぜか笑えるのだった。

建物の中に入っただけでたちまち意図する方向とは違う方向に足が勝手に走り出し、そして勝手に壁にぶつかって大変愉快で、そのうち気分が悪くなってたちまち不愉快。体も三半規管もテンションも、なにもかもおかしくなる。
これを建設していた人たちを心から尊敬してしまった。


そんなぐるぐるなテンションのまま、坂道をのぼってローラー滑り台へ。
一応有料。100円/時間制だけど、こどもたちには大人の事情で「1回100円」とインフォメーションしておく。





ひととおり回ったのち、車に乗って「オートじゃない方のキャンプ場」を偵察。
やはり1区画が狭い。が、雰囲気と格安料金は魅力的。ただし、ひっそりキャンプは必至と見込む。
炊事場などの施設はきれいで整っているし、管理人さんも良いし、値段も安いのに、唯一の難である区画の狭さが仇となってかあまり人気が無いような雰囲気のキャンプ場。
ただし、我が家はお気にりのキャンプ場に。

トイレは温便座ではなかったものの、清潔で使いやすかったし、びっくりしたのはシャワー室。
今回は温泉へ行ったけれど、1泊だったらここのシャワーだけで十分かも。

↓炊事棟・トイレ・シャワー室脱衣所・シャワー室


帰りは蓼科湖方面へ向かい、高原ドライブルートで帰宅。
せっかくの素敵な景色も、帰路はずうっと「ぱいかじ南海作戦」のDVD鑑賞。


おしまい。


なかなか皆さんの所へコメントどころか、訪問もままならず、若干浦島太郎状態ですが、新着のタイミングと自分の時間が合ったときにはお邪魔させていただいています。
神出鬼没な私ですが、今後ともお付き合いいただけると嬉しいです。
これからキャンプの良い季節ですねー。
みなさんも、夏の疲れに気をつけて楽しい時間をお過ごし下さい。


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