西に向かって第二東名の行けるとこまで行くのは初めてで、今まで遠いと思っていた浜松までの距離が割と近く感じてびっくり。ハンドルを握っていた夫も「走りやすくてスピードが出やすい」と注意深く運転をしていたけれど、それでも早い。うちからだと、浜松行くより東京行くほうが近かったので、つい西方面は敬遠していたけれど、これならまあ。
気が付けば愛知県入りし、そして岐阜県に入り、目的地到着。子供達と楽しく歌い、時に兄弟喧嘩に怒号をあげ、そして疲れたら寝る係の妻はだいたい気がつくと目的に到着。
今回お世話になるのは、N.A.O明野高原キャンプ場。
メインは今年5月にオープンした「ディノアドベンチャーランド」という恐竜に出会えるアトラクション。
いつものキャンプにくらべ、確かに子供たちのワクワク感が伝わってきて、母までワクワク。
受付で簡単な説明を受けて、ひとまず食材の買出しに行こうとするも、子供たちの気分はすでに恐竜の方向。
グズグズしている子らを連れての買い物より、ここは子供たちの気持ちを満たしたほうが得策と考え、早速そのアトラクションへ。
「じゃあ、その間に俺はテント設営しているよ」と言う夫と別れ、母子3人でいざ恐竜巡りの旅へ。
(このアトラクションに乗車中は写真撮影禁止とのことで、写真は一切ありません)
たいして期待をしていなかった母と、期待で胸がいっぱいだった息子たち。
これが思っていたより楽しかったらしく、いや、確かに恐竜の作りは迫力があり、そしてなかなかのアドベンチャーストーリーになっていたので期待していなかった母も、そこそこに楽しめた。
子供たちは「また乗りたい」と言っていたけれど、値段もそれなりなので二度目はないと言い聞かす。
キャンプ場やコテージ宿泊者は一応一人300円引きなのだけれど、1回だけ。
ちなみに、料金、大人1300円、中学生以下900円。母子3人で割引券利用して2200円。夫も一緒だったら3200円。これ、2回目なら母子3人で3100円。夫も一緒だったら・・・ってしつこい?
3歳未満は無料だけれど、抱っこひも着用だそうです。4歳児も900円ってね・・・。
キャンプ場利用者は半額にすればいいのに。
でも、キャンプ嫌いの長男がこのアトラクション乗った後に「今日のキャンプは楽しい~~」って喜んでいたからよかったのだけれど、正確にはまだキャンプはしていない。
そこから歩いて、指定されていたサイトへ向かうと、すでに夫がテントとスクリーンタープを設営し終えていたのだけれど、位置について頭を悩ませていた。
区画は微妙に狭い。夫婦二人であーでもないこーでもないと、テントやタープを持ち上げては悩むの繰り返し。
悩まされる区画だったけれど、キャンプ場の雰囲気は悪くない。
サイトによっては比較的広めのところもあったり、傍を小川が流れていたりする趣のあるサイトもあったり。
隣のサイトとは木々で遮られているのでプライベート感は十分。
さて。今回の初投入アイテムはハンモック。
ハンモックはすでに持っているのだけれど、諸事情から2本目が我が家にやってくることに。
もちろん、初代もまだ現役活躍続行。
2代目も、初代と同じメーカーで。
初代はブラック系のカラーリングだったので、2代目はちょっと違うテイストにしようと、手配をしてくれた人に「おまかせ」という名の色選び丸投げという暴挙に。結果、大正解。とても素敵。そして初代よりもサイズアップ。
このあと、買出しのためにインター近くまで車を走らせ、バタバタと過ごしたのちようやく夜の宴。
まろやかキムチ鍋と極上和牛のBBQ。さんざん「お腹空いたー、お腹空いたー」と騒いでいただけあって、こどもたちも「うまいうまい!」と言ってあっという間に鍋終わり。
珍しく私も23時頃まで起きて、ワインを片手に夫と語らう。この時間は唯一喧嘩にならないタイム。ただし、いい雰囲気にもなるわけでもない。星も出ていなかった。
翌朝。
快晴でもなければ、雨が降っているわけでもないいわゆるパッとしない天気。
今回は1泊だけれど、デイキャンプ料金を追加しているので17時までのんびりできるという。
雑な朝食をのんびりと。
その後、場内を散策に。
場内にはそこらじゅうに朴の木の葉っぱが落ちていて、「岐阜県っぽいねー」と岐阜県を満喫。
場内の突き当りまで行くと、子供たちが夢中になった恐竜の姿が少しだけ見えるのだけれど、この辺りは日中ずっと恐竜の鳴き声を聞かされるはめになる模様。最初はいいかもしれないけれど、ずっとはちょっと・・・。
↓奥の方のサイト
場内はけっこう広くて、区画サイトだけれども自然の地形を生かした作りになっているので、多種多様。
我が家が利用したサイトは電源サイトで炊事場のすぐ下だったため、夜中発電機の音が若干気になったことと、狭いことが少し気になったけれど、トイレや炊事場へ行くのにはとても便利。
他のサイトも、それぞれの良さがあり、炊事場やトイレから遠くても、広さが十分だったり雰囲気が良かったり。
でも、奥の方は利用者が少ないときは静かすぎて怖い。
そして、この時期だというのに、若者のグループらしき輩が大騒ぎしている声で真夜中に目を覚ますことになり、さらには早朝のはしゃぎながら歩く声でもまた目を覚まし大変不愉快。
夏ならともかく。バンガローなのかコテージなのか、どこからなのか、散策していてそれらしきグループが見当たらなかったので果たしてそれが本当に聞こえていたのか、という秋の夜の不思議な話。
ちなみに、炊事場&トイレ。
高規格のそれと比べたらちょっと足りないけれど、でも清潔で使いやすいものでした。
トイレは、女子の方で和が2つと洋が1つで、洋式は温便座。洋式がもう一つあれば尚良し。
ここのキャンプ場で私が気に入ったもの、それがライト系。
よく見ると、いちいち凝っていたりする。
センターハウスの横にはウエスタンな建物。
宿泊できるらしい。
よく見ると、それなりに作りが凝っていたりするのに、なぜかその良さがあまり伝わってこないというか、もう少し頑張ればもっと良いキャンプ場になるのに的な雰囲気。
多分値段の割に、ってとこかも。「値段がねー、値段がねー」としきりに夫婦でそればかり。
ちなみに今回の利用。
サイト料:4200円
電源使用料:1000円
入場料(中学生以上):800円×2
デイキャンプ料金:入場料800円×2+電源使用料1000円
合計9400円也。
デイキャンプ料金足さなかったとしても、6800円なので高めかなあと。
の、割に感があったのかも。
もう少し値段設定が低かったら満足度も高かったのでリピートもありだけれど、この値段だと。
と、偉そうに批評なんかをしつつ、お昼ごはんに焼きそばを食べ、そしてのんびり撤収し、最後にテントのフライシートでも片付けようかなーなんて頃に雨。
大慌てでゴミ袋へ突っ込む。ほぼ完了していただけに、最後のひと仕事でゴミ袋・・・残念すぎる。さらには、14時過ぎにはチェックアウトで17時までのんびりすることもなくキャンプ場を後に。
そして向かうは、愛知県犬山市にある桃太郎公園。
どんなところか偵察を兼ねて、そしてある方がいるかもしれないという期待を持ってやってくるも結局ただの偵察でおわり。
ある方が見当たらずキョロキョロしていると、長男が「こんにちはーって声かけたらいいのに。」と提案するも、「いや、もし違っていたら恥ずかしいし、誰?ってことになるし」と母が遠慮がちに却下すると、「名前言えばいいんだよ、『ソラミミでーす』ってね」と大変ドヤ顔で言うも、母のHNはソラミミではなくソラオトなのでますます「誰?」ってことになる。
その後向かった桃太郎神社?らしきところは、昭和の香りが漂う不思議な空間で、そして念願の桃太郎さんにも出会えて満足満足。
桃太郎公園を後にして、一行は帰宅の途につく。
帰りもスイスイと第二東名。
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