ゆめ牧はやっぱり遠かった、の巻

ソラオト

2013年11月27日 02:13

はじめに。タイトル通り、パロインのレポというよりそれまでの過程がつらつらと綴られています。文字多め。
そして、パロインネタはわずかです。無駄に長いのでご注意ください。


千葉県成田市というところには生まれてこのかた、3回ほど足を踏み入れたことがあるのだけれど、その3回とも成田空港目的。といっても、実際そこから飛行機に乗ったのは1度だけという、ただ単に空港で飛行機鑑賞。
しかしながら、空港に行くために飛行機乗って行きたいくらい我が家からは何気に遠いとされている成田市。
そんなところへキャンプへ行こうと夫を誘い出すにはなかなかの至難の業。今まで明かさなかったけれど、夫は堅実屋ケンちゃんなのだ。


そんなわけで昨年のパロイン同様、指をくわえて眺めているコースしか私には選択の余地がなかったというのに。
「パロイン参加者におそらくキリマンジャロ張る人がいる。他にもきっと魅力的なテントが見られるかも。さながら、テントの展示会ってとこだね。見に行ってみる?」という誘いにあっさりOK。
しかも、夫ときたら、「じゃあ着ていく服を買いに行きたい」とまで。ずいぶんと乗り気。
私と夫の職場はわりと近くにあるので(2013年11月現在)、金曜の仕事帰りに待ち合わせして買い物するも、「ユニクロとかに似たようなのあるんじゃない?もっと別の機会にゆっくり選んだほうがいい。あるの着ていけば。」という妻の決定打で結局買ったのはガソリンとシェラカップだけ。


そんなふうに無駄な時間を費やしつつ、私はいつもお世話になっている383さんと、パロインの主催者の一人である物欲41号さんにだけメールで「こっそり覗きに行きますがくれぐれも内密に」とお伝えして、いざ出発。
内密の理由は、kamomeさんを驚かせたいというサプライズ的な気分10%、冷やかし的な見物客の我が家はそっと覗いて「えへへ」とにやついていたかったから80%、ちょっと照れくさい10%


出発のその日は、たいへん明媚な富士山が。


この記事は成田ゆめ牧場で開催された「第2回パロインキャンプ」の日帰り弾丸ツアーのレポなのだけれど、肝心なその話にたどり着くまでにはまだ遠い。
なぜなら、実際現地にたどり着くのに5時間かかっているのだから。5時間といったら、軽くサイパンまで行ってお釣りがくる距離。ただし、成田に着くまでに結局5時間かかるのだけれど。
「早くパロインのレポ見せろ」っと言われようと、まだ着かないのだから仕方ない。
首都高で渋滞にはまったり、窓に張り付いて「きゃあ、スカイツリーだよ~」とはしゃいだりして、疲れた私は一瞬ウトウトしかけてハっと気づいてしまう。「遠いね・・・」

そして、「もう、ないな。」とつぶやく夫。


だいぶやさぐれてきた夫婦の前にようやく「ゆめ牧場」の看板が。
テンションが急上昇したところで、目の前にこれ。




どんだけ夫婦をやさぐれさせば気が済むというのだ。
「いったいナンキロで走るつもりなんだ」とか「ちょっとどかないつもり?」とか「もうとにかく遅すぎる」とキーキー文句を言う私をどうにかまあなだめようと思ったのか、「すぐそこを曲がるよ」と斜め右前の視界に入ってきた工事現場を指差す夫。
「そう・・・」と落ち着きを取り戻したのもつかのま、その工事現場に入りそうな特殊車両は、夫が指した工事現場を無情にも通り過ぎて、なおもわが家の行く道を阻むのだった。そして、憎たらしい特殊車両がどこかへ曲がるより先にゆめ牧場に到着。ゆめ牧があと100m先だったら、特殊車両への罵詈雑言の刑。


そうしてソラオト一家が無事到着。12時過ぎ。予定では牧場を楽しんだ後だった。

キャンプ場に到着すると、たちまちトイレへ向かう夫を差し置いて、38さんのテントを探すも見当たらず。
「ジルコンが我が家です」という38さんからのメールにも、果たしてジルコンってどんなテントだったか。
緑の三角だったか、ベージュの三角だったか、いずれにしても三角っぽいのを探すも最終的には38さんに迎えにきてもらうはめに。
そして、「あそこがメイン会場のテントで今みんないるから。」とシレっと何食わぬ顔して通過できるルートで案内をしてもらう。
がしかし。そのメインのテントにいた鋭い眼差しの男性にガン見される。

目があった瞬間にそれが「のパさん」だとすぐ気付くが、とにかくそこはシレっと通過することに徹する。
そう、シレっとね。
ところがあちらもたいへん疑わしい目つきで、そして今にもやいのやいの騒ぎそうな面持ちでこちらから目を離さない。

彼の嗅覚といったら。

結局、計画もなにもあったもんじゃなくグダグダでkamomeさんと初対面する流れ。

kamomeさんは、私がこのブログを始めた最初の記事からコメントを入れてくださった方の一人。
あれからちょうど1年半。ようやくお会いすることができました。
初めてお会いしたのに、そんなに違和感なく、そして面白いくらい想像どおり。
おもしろブロガーだけど実際は礼儀正しくて優しい。
それにしてもあの風貌で中学生の息子がいるなんて。若い。憎たらしい。

そしてあれよあれよと、「ソラオトさんが来ましたよ」的なアナウンスが地味に広がり、そのおかげでどこにいるのかわからなかったnomocoさんとyukkyさんが足を運んでくれて、nomocoさんとも無事お目通りかない包容の儀。
やはり噂にたがわず、清楚でお上品な雰囲気ムンムンのnomocoさん。
ワサワサとした中でヘラヘラしていた私だけど、kamomeさんとnomocoさんにお会いできたときのその感激といったらなかった。
そしてnomocoさんが「ソラオトさんが『kamomeさんとは会わずしてどこまで親睦が深められるか』と言っていたことが印象に残ってて」というようなことをおっしゃったのだけれど、親睦もなにも最近のkamomeさんはコメント欄をクローズしていることが主流なので親睦も深めようがなかったのだ。

メールでのやりとりもごくたまにしていたことがあったけれど、メールという密室的なツールで会ったことのない殿方と親睦を深めるのはいかがなものか、とそれはそれで。こう見えて案外古風。
ちなみに、夫にヤキモチを焼かれることは残念ながらない。


いずれにしても、ずっと会えずにいたkamomeさんとnomocoさんにやっと会えたうえに、噂ののパさんや、絡みはないのになぜか一目見た瞬間に自然と「髭さんですよね」と断定できた髭さんにも一気にご対面。気持ちはふわふわ。
そしてさらに。
なんと、ほぼ地元仲間といってもいい距離に生息しているあーどべっくさんが登場。
なんということか。あれだけ行動範囲が同じ距離に住んでいながら一度も会ったことがない二人が、こんなに離れた成田の地で初対面するとは。

昼食をとることも忘れ、テントの展示会へ。





なんだこれ!と思ったら、そこに「kmr」というネームサインが。そしてその隣にはyukky家。
中を覗かせてもらうとそこはもう。なんていうか、部屋としかいいようがない。
のちに、yukkyさんの旦那様であるKZさんに、「住宅ローン減税の手続きしたほうがいいですよ」とアドバイス。
世の中そろそろ年末調整です。




yukkyさんちの部屋の中をしげしげ眺めて「ひゃぁ」だの「ほぉ」だの発していたらそこへkmrさん登場。

これまた初対面。
kmrさんにお会いする心の準備ができていないところへ突如現れたもんだから、私の心拍数はまるでドラクエで草原みたいなところを歩いていたら突然敵が現れたときと同じくらい。

しかも、kmr夫妻の若さ。
想像していたよりめっきり若い。眩しいったらありゃしない。
そして恐れていたことに、kmr夫人に「あれ~、ショートパンツじゃないんですね~」と指摘される。
嗚呼。そこ。
「40になってもショーパン」を合言葉にしたものの、「ただし夏季限定」を付け加えるのを忘れていたのだ。重要なことなのに。
ちびママさん、あと5年したらわかると思います。


yukkyさんちと同じストリートに設営されていたnomocoさんちのキリマンジャロ。
本日、夫がこの地まで来たのはこれが目的といっても過言ではないくらい、ある意味夫のメインイベント。





nomocoさんの旦那様に、あれこれ聞いて興味津津の夫。
また、nomocoさんの旦那様もすっごく親切で、普段あまり初対面の人の評価をしたりしない夫が
「すごくいい人だった」と好感度ぶりをアピール。
そう言われてみると、なんとなく似たような空気感がなくもないのは気のせいだろうか。


その後、お腹が空いてすこぶる機嫌の悪い次男をなだめながら383のテントへ戻り、そこでカップラーメンをすすることに。
レジャーシート敷いて青空ごはんの我が家。
すっかりピクニック。
っていうか、なんか場違いな空気。そんなかわいそうなソラオト家に、そうパパさんがレジャーシートを貸して下さり、少し広くなった面積を堪能しながらラーメンをすすっていると、たまたま通りかかった41号さんが「見ちゃいけないものを見てしまった」かのような面持ちで通り過ぎていったのは気のせいか。


その後、のパさんのランステでまったりしていると、そこへ娘さんを連れた男性が38さんとなにやら会話を。
このパロインキャンプで私が知っている方はわずか。
38さんのお知り合いのブロガーさんだと思い、ここは会話の邪魔にならないようおとなしめにしていると、「Nパパさん」という言葉が耳に届くでは。
「ええぇ!?Nパパさん!?」
さっきまで知らんぷりだった中年女子に急に詰め寄られて、あわわと驚くその男性に「ソラオトです!!」と自己紹介すると、「ええぇ!?ソラオトさん!?」
そう、Nパパさんも私の1番はじめの記事にコメント入れてくださった奇特・・・じゃなく貴重なお方。
これで、ポココロパパさんにお会いできたらコンプリート。
しかしまあ、Nパパさんは想像していたよりもずっと穏やかでやさしそうな方。
どんな怖い人想像してたんだって話です。




そしてなぜかのパ帽。気が付けばのパ帽。何回かぶったことか。それより、これはどこに売ってたんだ。

本家ののパ帽。安定。




その後は、のマさんとあーどさんとしぞーか談義に花を咲かせたりしてまったり過ごし、15時からのトリックオアトリートに図々しく参加。
パロイン行きは急遽決まったので、お菓子を用意する時間もなく、みかんを持参。
ご存知か、静岡はみかんの産地でもあることを。お茶やうなぎだけじゃないんだから。

そうパパさんの?お菓子を撮影する38さん。ほほう、そういうところも撮るのね。38さんのブロガースピリットに則り、私もそんな38さんをカメラに収めてみたり。




そうしているうちに、仮装したこどもたちがワラワラと集まってきます。
なんとかわいい。一気にフェスティバルムード。




いやあ、素敵な光景。



を横目に、持参したみかんを捌くも、小さいこどもほど「みかんはどう?」の問いに静かに首を横にふる。
いらないらしい。
「ビタミンCが摂れますよ~」のアピールも無意味。
おばちゃん、ちょっと自信がなくなって、隣に置いてあったkamomeさんのお菓子を我が物顔で配る作戦。
「下の方にゼリーがたくさんあります。」と、先ほど数種類のお菓子を袋にドドドと流し入れて「しまった!重さのあるゼリーを先に入れたから下にゼリーが!!ゼリーが!」とゼリーに執着していたkamomeさんの意思をしっかり伝えるべく、下にゼリーのアナウンスを強調。
しつつ、途中で面倒になって「好きなのとってね~」と、なげやり作戦。

とても楽しい。
子供も大人も楽しい。


そんなお菓子配布も終わり、一息いれていたところにオノボリさん登場。
奥様のドリン娘ちゃん手作りパウンドケーキ持参。
どうやらフォアグラではないらしいが、中年の私にはフォアグラよりパウンドケーキが好ましいのでありがたくいただく。
これまた美味。





kmrさんちの前で催されていたスーパーボールすくいに長男が「行きたい」というので、連れて行き、彼を存分に楽しませたのち、物欲さんちのテント近くに戻ってくると、そこに「黒ヤギさんのところはどこですか?」と訪ねている女性に遭遇。

「あ!!黒ヤギ!やんこさんに会ってない!」と思い出した私ものこのこ「黒ヤギさんとこ行きたい!」とその見知らぬ女性についていくと無事黒ヤギさんを連れたお友達とご一緒のやんこさんにご対面。

そしてまた、やんこさんの若さといったら。
初対面のやんこさん、まさかの私の登場に驚きながら、
「私、今日、テント忘れてきちゃったんですよ~~~ははは」
って。
いやそれ、びっくり。
斬新すぎて、新しいキャンプスタイルかと・・・思うわけもなく。
キャンプにきてテント忘れる人、それがやんこさん。ワイルドすぎる。
ちなみに、5000円出してテントレンタルしたそうで。
今後も目が離せません。

そんななか、ここまで私を導いてくださった方がkumi*さんと、お友達の8Aさんだとそこで初めて知ることに。
これまでブログでの絡みはなかったのですが、こんなふうに新たな出会いがあるなんて夢にも思わなかったので嬉しいです。
お二人とも、得体の知れない私に関わっていただきありがとうございました。


楽しい時間もあっという間。
日が暮れて、そろそろソラオト家は帰る時間。
そう、5時間かけて帰る時間。

のパさんが、「おぅおぅ、近い者で集まって写真撮ろうぜ」的な発案をして、どこかへ出張中のkamomeさんも呼んで来てくれるという。
わらわら集合。




日帰り組の我が家にとって、まさかのプチ集合写真。みなさん、夕飯の支度で忙しい中ありがとうございました。




顔とお名前が一致しない方、申し訳ありませんでした。


たくさんの方が参加されていたパロインキャンプ。
当然、滞在時間4時間ちょっとの私にはたくさんの方とコミュニケーション取れるはずもなく、またそれが目的でもなかったのですが、いるだけでもとても楽しかったです。



以下備忘録。

[一言でも話せたブロガーさん@名前がわかる方]
たぶん会った順

・38さん
・のパさん
・そうパパさん
・物欲夫婦さん
・kamomeさん
・髭さん
・ひろママさん
・yukkyさん
・nomocoさん
・あーどさん
・kmrさん
・Nパパさん
・リンクスさん(モデルのようなパパさんとモデルのような娘さんがいる)
・オノボリさん
・やんこさん
・kumi*さん
・8Aさん
・まさあつさん(半袖の方)見かけた
・zackyさん

他に「ソラオトさんあの人とも話してたよ」なんて目撃があったら是非教えてください。

そしてこんな時間・・・。おやすみなさい。






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