ソラオト一家初のC&Cへ

ソラオト

2014年01月20日 01:14

2014.1.11(sat)-13(mon)
CAMP&CABINS


「いつか行ってみたいキャンプ場」として常に上位にランクインしていた那須の「キャンプ&キャビンズ」。
話によれば、「こどもが喜ぶキャンプ場」とのこと。
我が家の長男はキャンプが嫌いなので、ここへ連れてくればきっとキャンプの楽しさを発見できるはず!
と、いつか行ける日を夢見ていたら、お正月明けの三連休に空きがある!
しかも、スーパーバリューなんちゃらとかで安い!!
ここへ行くには、ガソリン代と高速代だけでそこそこの浪費になるので、サイト代が安いのはありがたいこと。
これは行くしかない。と、夫へのプレゼンもスムーズに予約完了。

ただ問題は。
ソラオト家には冬の装備というものがない、という最も深刻な問題が(笑)
でもまあ、電源あるし・・・なんとかなるでしょ・・・・。
と気軽に気構えていたところ、どうやら最強寒波がくるとかこないとか。
急遽、リビングにあるコロナストーブを持っていく運びでいざ出発。

※一話完結なので長いです


午前5時頃自宅を出発。
家を出たときは真っ暗だったのに高速走っていると次第に空が明るんできて、それだけでテンションもアップ。
しかしながら、ここで気づいたことが。カメラを忘れたという失態に。
「ま、スマホのカメラもね、性能良いし」ということで、せっかくのCCレポも写真を撮る楽しみなくなったのでブロガー魂は半分自宅でお留守番。

そして、田舎者なのにキャンプ行くのに都内を通り抜けなければいけないという景色を堪能。

下痢止めストッパの看板がやけに目について煩わしい。

時間的には5時間弱の距離だけど、道が空いていたせいかスイスイと進みあっというまに那須高原。
そして到着。

自分のブログに、この看板の画像が載るなんて・・・。でも、本当に来たのだ。素敵。

管理棟の売店のおしゃれキャンパー風なグッズたちに目を輝かせ、無駄に3巡ほどしたのち
「帰りに100円のステッカーでも買っていこう」と夫からのささやかな提案に静かに頷き、指定されたサイトへ向かう。

さて、今回のサイトは普通の電源サイト。
普通の、ってことは普通じゃないサイトもあるのだけれど、それは、「ちょい広め」だったり「広め」だったり、そして「暖炉」や「焚き火」などのハイカラなサイト。その中で最も水準の低い「普通の」サイトを予約していた我が家はあまり期待もせずサイトへ到着すると、なかなかまあこれが。

思っていたより広かったし、ハンモックやランタンなどを引っ掛けることのできるマルチなポールもついていて、とても便利。
しかも、トイレや炊事場にもほどよく近い。
さらに、ふと見ると通路を挟んだすぐ向こうに「のパさん」のサイトが。

※これは2日目の写真なので、髭さんのソロ用テントもあり。


のパさんは、多忙のあまり予定をキャンセルせざるを得なくなった383さんに代わり、暖房器具を持たないCC初のソラオト家を心配し、年明け前からメールで様子を確認してくれていた方。
偶然にも近くて、これでひとまず安心。

設営中だったので後ほど声をかけさせていただこうと思っていると、夫が「挨拶してきたほうがいいんじゃないの」と。
心の中で「わかっとるわい」と舌打ちして、表には出さない。それが、これから2泊3日のキャンプを楽しく始めるためには大事。

簡単にご挨拶して、いざ設営にとりかかるも。
テントをどのように配置するかでかなりの時間浪費。
このあたり、我が夫婦のいつまでたってもスキルがあがらない点。
なんとか設営完了して遅めのお昼ご飯に@カップラーメン。旅では地のモノをいただく、これ鉄則。ということで、長男と夫は「佐野ラーメン」をチョイス。(地元のスーパーでも売っているけれどこの際それは置いておく)


お腹空きすぎてお湯がわく時間ももどかしかったけれど、さすがCC。長男情報によると管理棟にあるサロンにポットがあるという。
インドア男子、こういう時室内の様子をくまなくチェックしているので便利。


さて、このとき気温は5℃
このあと時間の経過とともに順調に下がっていきます。

そして、CCでは必ずブロガーさんに会えるという。
じゃぶじゃぶ池付近で子供たちが遊んでいるのを静かに見守っているとき、背後で「ソラオトさ~ん」という声が。
振り向くと、kumi*さん
kumi*さんは、パロインキャンプの時に初めてお会いした&接触させていただいたのですが、とても気さくで話しやすい雰囲気の方(たぶんいつもニコニコしているから)で偶然にも今回のキャンプでご一緒できることが事前に判明。
後に、のパさんと行脚しているところを発見し「今からポップコーン食べに行くんです」という言葉につられ、のこのこと着いていくとそこはmoshさんというブロガーさんのサイト。
そしてお得意の「一度も絡んだことないのに図々しく馴染む作戦」で話の中に混ぜていただきました。
ブロガーでもない上、ナチュブロの人たちのブログを読んだこともない夫なんか気が付けばズケズケとサイトに侵入し、鉄骨テントをしげしげと眺めている次第。さらにはポップコーンももれなくいただく。
そんなとき、nomocoさんとひろママさんがこちらに向かって歩いてきたのだけれども、御年寄りのわたくしは目が悪いので「どこぞの素敵女子たちが歩いている」と、あまりジロジロ見ないようにしていたのだった。

そしてビンゴ大会。これまた噂に聞いていたイベント。
がしかし。17時開催とは、ちょうど夕飯の支度の佳境を迎える時間帯。
夫と息子たちに「行ってきなよ~」と送り出し、一人ほそぼそと宴の準備。
が、どんなものなのか少しだけ見ておこうと会場へ足を運ぶとちょうどビンゴ大会が始まろうとしているムンムンな熱気。
3枚買ったはずなのに、なぜか4枚あったというビンゴのカードに、長男が「ママもやって」というので仕方なしそこに留まる。
そして始まるビンゴ大会。圧倒。雰囲気に飲まれ、言葉を失うソラオト一家。「リーチ」も「ビンゴシュート」も発せずただそこにいる感じ。
長男はそれなりに。次男はペンで塗りつぶすことが楽しく。結果的にはビンゴとれなかったけれど楽しかったもよう。
私は疲れた・・・(笑)
そして夕食。



今宵は、魚介のトマトスープ鍋とBBQ。冬は鍋が鉄板だけれど、暖房設備が乏しい我が家はBBQで暖を増やすのが大事。
冬のキャンプとはいえ、皆は「30℃くらいあって暑いくらい~」なんて言うけど、我が家はどんなに頑張っても


アンダー15℃・・・。

しかも、なんか暗い。
タープの中なのに、夫はヘッドライトつけてるし。
ランタンの灯りでムーディーな雰囲気というより、むしろ灯火管制のしかれた物悲しい食卓な感じ。
こんな食卓でも、外に出る気力はなくただじっと己のタープの中でひっそり過ごすことが寒さを凌ぐのにちょうどよく、結局この晩は家族4人でひっそり過ごして寝床につく。



翌朝。

テントのなかは、ホットカーペットとファンヒーターのおかげで寒さを感じることなく眠れたのだけれど、ただ、明け方になってホットカーペットのタイマーが切れた時には寒くて目が覚めた。
外に出しっぱなしだったフライパンに張った水はごらんのとおり。



そして、2日目の朝は焼きおにぎりにしようと思っていたのにすっかり買い忘れて、急遽お米を炊き、2合の白飯を4人でわけて食べる。
他は味噌汁と納豆としば漬けのみ。買っておいた鮭のことはすっかり忘れていたので、育ち盛の長男が
「なんか足りない」とぼやいていたので餅を焼くも、ふくらむころには腹も満たされていたようで「もういらない」発言。
母として若干の苛立ちを覚えたと同時に、長男は「ちょっと行ってくる~」とどこかへ消え去った。
おそらく、サロンでDVD鑑賞。長男は、テントの中でDSをやっているか、サロンでDVD見てるか、稀にじゃぶじゃぶ池のあたりをうろつくかして3日間を楽しんでいた。
次男は2日目あたりになると、遊具のところで見知らぬ子供たちになんとなく混ざっておおいに遊びを楽しんでいた。

朝食を食べ終えたあとは、クリスタルハンターへ。
このクリスタルハンターの予約システムをいまいち理解していなかった私。「朝一がいいよ」と聞いていたのだけれど、結局10時半頃の予約に。

私はお風呂に行く準備をしたかったので、夫と子供達で行ってもらう。
以下、夫が撮影。


案外狭いのだそう。


でも雰囲気はある。

そして持ち帰ってきた石は2つ。
「なんだか景気が悪いね。5つくらい持ち帰れればいいのに。」と軽く毒づいてお風呂へ出発。

場内にも無料の露天風呂があるのだけれど、時間が16時からの夜間だけと決まっているので、何よりもお風呂で混雑が嫌いな私は外の温泉施設へ向かうことに。
そんなわけで朝起きてからすっぴんでいると、こんなときに限って、本日到着の髭さんや、のパさん、そして管理棟で割引チケットを買おうとしてnomocoさんやらに出くわす。そこで「きゃあ、すっぴんなの」と慌てるとかえって意識させてしまうので、何気なくそしてサラリと華麗にその場をやり過ごす。これぞ、年の功。

温泉は、キャンプ場から車で5分程の「那須山」というところ。
立ち寄り湯としてはやや高めのお値段だったけれど、他に観光の予定もなかったので、ここで少しだけ大盤振る舞い。
でも、広くて混雑もなくそして露天風呂が気持ちよくて大満足。次に来る人のことを考えなくてもいい、これぞお風呂でのくつろぎ。前回のPICA西湖では湯冷めして翌日体調を崩してしまったので、ここではゆっくりと浸かって体の芯まで温まり、そして帰りにガストでお昼。



ここで夕飯にしちゃう人の気持ち、よくわかる(笑)楽だし、キャンプご飯用意するよりお金かからないし。

そして、ふたたびキャンプ場へ。
そういえば、お風呂に行く前に髭さんから子供たちにプリンをプレゼントしてもらい、その場ではもじもじしていた次男がテントに戻るやいなや「プリン食べる!」とがっついていた。


本当に「当たりの髭」が入っているのだと思っていたらしい。

そんなこんなでのんびり過ごしているともう夕暮れ。
本当はテントで昼寝をしたかったのに、気づくと夕暮れ。楽しい時間は早い。
なぜなら、せっかくなのでキャンプ場内を散策していたからだった。

敷地はそれほど広くはないけれど、全体的にまとまっていい雰囲気。
キラキラメンバーがいるサイトもくまなくチェック。



yukkyさんちの見所は、なんといってもガリガリガリクソンな自家用車。
衝撃的にガリガリされていたので思わず写真撮っちゃったけれど、やはりブログに載せるのは自重(笑)

そして、yukkyさんちのテントの向こうに哀愁漂う背中の男性がいるところがnomocoさんとひろママさんのサイト。



お留守をいいことに焚き火のなんちゃらというアイテムをジロジロをみさせていただきました。特に夫が。

そして番長のサイト。


何一つぬかりなくおしゃれです。
そんな中に、なにげに掛けてあったドンキホーテのビニール袋にたいへん親近感を覚えた次第。

そして、リンクスさんちはご本人がいらっしゃったので説明を受けながら話を聞いていたら写真を撮り忘れ・・・。
中をじっくり見させて貰って「なぜこんなに片付いているのだ!」と軽くカルチャーショックを受けた私が、自分のサイトに戻ってきていの一番にしたことが、テントの片付け。






この変わらない感といったら。
とりあえず、下に敷くものがごちゃごちゃしているから悪いのだと言い聞かせ、早々に諦める。


そういえば、リンクスさんと一緒にウロウロしていると、yukkyさんちのKZさんが
「ソラオトさ~ん、みんなが呼んでいるので来て~~」と。
「え?みんなが?呼んでる??」
怪訝そうに反応すると、
「みんながっていうか、まあその。みんなってほどでもないんだけど・・・」と何やらお茶を濁した感いっぱいでとにかく怪しげにヘラヘラと笑っているのでついて行ってみると、はるりくさんちのテントの中にいたyukkyさんに手招きされ・・・そこにはバースデーケーキが。
「ええ?私?1月誕生日じゃないよね?」
って、そりゃそうだ。
1月生まれはリンクスさんだという。
なるほど、リンクスさんを誘い出すために私を利用したのねっ。KZさんたら悪い男(笑)
とは思わなかったけど?まあ、楽しいシーンにちゃっかりお邪魔させていただきました。



私、リンクスさんともパロインで初めてお会いして、それまでもブログでのやりとりがなかったのですがまあ、静かにさらっと毒づきますよ、この人は(笑)そんなリンクスさんもやや照れながらロウソクをふうっと。



そして、こどもたちにケーキをおすそ分けしてもらいました。ごちそうさま。



夕方。
子供と夫は再びビンゴへ。
私は静かに一人、ビンゴの歓声を聞きながら夕飯の支度。これもまたよし。

2日目の夕飯は、富士宮やきそばとカレーとサラダという、わりとキャンプ初心者的なメニューでささかに。
またもや家族でひっそり、やや寒くて暗いスクリーンタープの中で食事をしていると「こんばんは」と髭さんが来訪。
しかも手には高級和牛。
どうぞどうぞ、和牛さん・・・いや、髭さん、と恵まれていない環境の我が家のタープに招き入れ、そして和牛を焼く。
これが絶品!長男も「今まで食べたステーキで一番美味しかった!」と後日申しておりましたが、一応、彼も小学1年のときからフレンチのコースを食べる機会を設けていたので、それなりに舌は肥えているはずなのに、でも美味しかったと。本当に美味しかった。母もそう思う。
髭さんは、とても穏やかに話をする。
そのトーンが心地よく、ついつい夫のお酒のペースも進む。
嫌な予感がする妻。しかしとりあえず見守る。
我が家のスクリーンタープでブロガーさんとお酒を呑むのは、初めてのことだね~と夫と話していると、
のパさんがやってきた。
のパさんが来てからは株の話や政治の話など大人の話をして(そんな記憶だったようなそうじゃないような・笑)
盛り上がっているとリンクスさん夫婦が。
おおー、レアな風景。そんな大人たちがわりとまともな話をして、なんだかんだと時間が経過したのち、今度はKMRさんちの夫人「Mティちゃん」と、nomocoさんとそして一旦席を外したリンクスさんちの夫人「Aキちゃん」が登場。
女子会会場に様変わり。

ここで突然ですが、1日目の晩に、yukky夫妻、はるりくさん、リンクスさん、nomocoさん夫のタイゾーさんがいらしてくれてやんやと盛り上がったことを思い出しました。

皆様、どこよりも寒くて暗くて狭いという恵まれない環境のソラオトサイトに訪問してくださってありがとうございました。
わずかな時間でしたがとても楽しかったです。
「ソラオトさんは、ガツガツするのが苦手な様子だからあまりグルキャンで盛り上がれないだろうけど、でも放置しておくのはちょっと可愛そうね」と、もしかしてもしかするとそんなふうに気を遣っていただいたのかもと思うとちょっとだけ申し訳なく。
今後の参考までに、我が家は、家族で静かに過ごすのも、みんなとワイワイ盛り上がるのも、どちらも大好きです。
そしてどちらでも全然かまわないのです(笑)順応力だけはありますが、ただ動きと反応が鈍いのは静岡県民だからではなく、歳のせいだと。
そんないっけん扱いにくい感いっぱいのソラオト家ですが、長所は「気さく」ですのでお気軽にお声かけください(笑)


翌朝。前日の反省を活かして、寝る前に一度スイッチを切って時間のリセットをしたホットカーペットが朝まで温かく快適。
でも、外は猛烈に寒い。雪も舞っている。



帰りの渋滞を危惧して、午前中には撤収のはこび。
最終日は、yunaママさんとパパさん、そしてbeefさんとお話できました。

初めてお会いする上、ブログでもコメントのやりとりをしていなかったので、ただでさえ物覚えのワルい私は、
「えーーと、お名前は存じています」と発したものの、はて、ブログが思い出せない。
beefさんには「カヤックの」とまでヒントを出してもらって「あ、カヤックですね!」なんてなるほど的に答えたものの、いまいちひらめいていない始末。
あとで慌ててブログを確認して、やややと気付く。「あああー、ニッセンのストーブの方!」
しまった。見せてもらうんだった。
お三人ともとても話やすく初めて会ったとは思えないくらい。キャンプの出会いって素敵ねー。とつくづく。

さて。最後に。
のパさんの声掛けで集合写真を撮っていただき、無事なにごともなく過ごせて。
最後にyukkyさんとじゃぶじゃぶ池のところで話をして「さあ、帰りましょう」
というタイミングで、目の前で長男が池に落ちるという始末。

確か、yukkyさんちのご子息も落ちたこのじゃぶじゃぶ池。




笑う気力も、怒る気力もなく退散。
帰りは中央道。



次はいつこれるか。
ただ、長男が楽しんでくれたら、という思いで臨んだこのキャンプ場。
長男評価は☆☆☆★★・・・という、まさかの★2つ。
雰囲気はいいけどガヤガヤしているから、とのこと。

けっこう楽しんでいると思ったのに、厳しい。
となると、次はないのかも・・・。



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