取り急ぎまずは、ハードルを元に戻すためにも我が家のテント全景。
スクリーンタープがしわしわに見える現実。
二日目の朝なんでね、風やら霜やらなんやらかんやらのせいなんです(根拠なし)
ということで新幕なんかじゃ、ありません。
ましてや、しろくま幕なんて恐れ多くてシラっと見せびらかしたりなんぞできません。
半年前から大騒ぎです。
残念ですが、あいかわらずのしわしわコールマンテント。
正しい情報のもと、田貫湖レポをお送りいたします。
しかも、1話完結めざします。
2012年11月3日(土)祝~4日(日)
田貫湖キャンプ場
今回は車2台で出発。
いつものメインカーにキャンプ道具一式。
そして私が普段通勤に使っている軽ワンボックスカーに子供たちの自転車2台。
子供たちは、「ママと一緒がいい~~」と言うのを想定していたのですが、
結果的にはなんの迷いもなく夫が運転するほうの車に乗車。
私一人寂しく自転車2台を載せて運転。
しかも、「後ろから着いていくねー」と夫に伝えたのに、家を出てすぐの県道から早速巻かれるという。
ま、そんな些細な不満は置いといて、田貫湖に到着したのが午前8時半。
田貫湖キャンプ場は、午前8時から受付順にテントを設営するフリーサイト。
週末とはいえ、11月にもなってあまりキャンプをする人もいないだろう。
と、タカをくくっていたのだけれど、私たちが到着した時にはすでにいくつものテントが。
早いっ!
もしかして今日はなかなかの盛況ぶりかもしれない・・・と、慌てて設営開始。
といきたいところですが、車の乗り入れが不可のため駐車場からはリヤカーで荷物を運び入れなければなりません。
少し距離はあるけれど、湖畔であるAサイトの奥のほうに場所を確保し、あとは
夫が2往復で荷物を運搬。
目の前の視界を遮られないためにも、湖の目の前に設営することに。
そしてサイトは傾斜になっているので、できるだけ平坦なところを探す。
炊事場&トイレは後方にあります。
場所さえ確保したら、まずは腹ごしらえ。
そして
面倒くさいので設営完了。
おわかりでしょうか。
皆様を惑わしていたシロクマのスーさんは、見ず知らずのお隣さんのテントです。
狙ったわけでもなんでもないんです・・・
導かれるように隣をゲットしただけです・・・
決して
「わぁ、オシャレな雰囲気ムンムンだ~~
隣にテント張れば、堂々とチラ見できるんじゃ・・・」
なんて邪心ががあったわけでもありません。
では、申し訳ありませんが、我が家のテントに戻りまして。
今回は久しぶりにテントとスクリーンタープを連結しました。
寒さ対策。
例の、ワンランク上のハンマーのおかげでサクサクっと設営完了したので、お昼までまったり過ごすことに。
湖を眺めたりー。
メインイベントであるサイクリングしたりー。
大人の自転車は1台レンタルしました。
(夫と私で交代に1週ずつ。子供たちは連続して2週。)
1周約3km程度の距離ですが、3歳の次男でさえも2周走ってもケロっとしていました。
ちなみに私は1周で満足。ちょっとした勾配だって立ち乗りしなきゃ漕げない中年女子なので。
お天気が良ければもう少し爽やかで気持ちよさそうです。
Aサイトを湖越しに見た感じ。
愉快にサイクリングを楽しんで戻ってくると、我が家の後ろにもテントが設営されていました。
時間の経過とともにキャンパーさんたちがやってきます。
フリーサイトでこういう経験、ほぼ皆無のソラオト家。
無駄にソワソワ。
あまりの混雑ではゲンナリしちゃいますが、ほどよい感じにサイトが埋まってきて良い意味でのソワソワ感を味わえました。
さて。程よく体を動かしたところでお昼に。
お昼はBBQ。
家を出る直前に庭で収穫したしいたけが絶品。
そして、ビジュアル買いした紫色のじゃがいもを、フランス産高級バターであるエシレバターで食します。
びっくりするほど、普通の味でした。
たぶんじゃがいものせい(バターに非はないはず)
そして、声を大にして伝えなければならないことが。
このまったりとBBQを楽しんでいるというのに、
私はノンアルコール(=お茶)を飲んでいました。
このあと、市街地で行われているお祭りに行くため、運転手を買って出たからです。
遠慮なくアルコールを摂取する夫を羨ましく見つめながら、私は気を紛らすためにも蔓を使ってナチュラルリースなんかを製作。
なんかみすぼらしいような気もしますが、雰囲気です、雰囲気。
秋の雰囲気。
そしていざお祭りへ。
まずは御本殿へ参拝。
そして本日の夕飯となりそうなものを探します。
この時期の「かき氷」屋さん・・・
需要はあるのだろうか。
子供たちにそれぞれ好きな買い物をさせて、夕飯となる「お好み焼き」をゲットし、再びキャンプ場へ。
駐車場へ向かう途中、山車がやってきました。
こういう山車が各地区から出ていて、街中を引き回しています。
さあ、キャンプ場戻って宴の再開だ!
張り切って車を走らせます。
が、ここで事件です。
姉さん、事件です。 (今日はこれを言ってみたかった、という噂)
キャンプ場を目前にして、運転手である私の腹部に激しく鋭い痛みが・・・
これは・・・
これは・・・
まさしく・・・
一刻を争うトイレコースの腹痛です・・・
キャンプ場に着くなり、すぐさまトイレへ駆け込みます。
見えそうで見えない、雲に隠れた富士山の画像でお楽しみください。
なんとか山場を越え、ひと段落ついたので(笑)
テントへ戻りました。
が、まだ小爆弾を抱えた状態です。
当然ですが、アルコールどころか、
せっかく買ってきたお好み焼きも
フライパンdeおでんも、
お腹に小爆弾抱えてグロッキーになっている私には、残酷な宴アイテムでしかありません。
初登場がコレでは、私の中の乙女部隊がギャン泣きですが、せっかく長男が
面白がって心配して撮影してくれたので採用します・・・
そして満天の星空のもと夜は更けて。
(星空画像は
Nパパさんリスペクト作品です)※Nパパさん、記事へ直リンでごめんなさい※
温かい飲み物を飲んで、まさかのノンアルコールで就寝。
翌朝。
あきらかに寝袋から出たら寒いことがわかるほどの気温。
もう少しお日様が出てくるまで寝ていよう・・・
そう思ってウトウトしていると、テントの外がなにやら賑やかです。
耳を澄まして会話を聞いていると
「わぁ!富士山きれい!!」
というような会話があちこちから聞こえてきます。
富士山の麓に住んで数十年。
しかし、早朝の富士山を見ることはほとんどありません。
せっかくなので、もそもそとテントの外へ出てみました。
今ここでカミングアウトすべきではないかもしれませんが、
実は今回、デジイチを例のごとく張り切ってレンズ3本持ちでやってきました。
が、お約束の「SDカード忘れ」をしました。
よって、すべてスマホのカメラで撮影です・・・。
本当はもっと感動的なのです。
湖ももっと幻想的な雰囲気。
もちろん、お隣のスーさんも勝手に撮りこみます。
富士山撮るフリしてさりげなく。
ここでちょっとそのスーさんサイトを紹介しますと、
こちらのキャンパーさん、ほんとオシャレなサイトコーディネートでした。
テントはもちろん、タープもたぶん巷で人気のコットンのやつ(←あいまい)だし、
チェアーやテーブル、ジャグ、クーラーボックス、もう何から何まで、
チョイスされているもの、そしてカラーが私好み♪
横を通り過ぎるたびに、間近でジロジロしてきました。
で、富士山の話題からさらにずれますが、今回他のキャンパーさんたちも皆さんオシャレだったり、手馴れた雰囲気だったり、とにかくすっごく目の保養。
やっぱり、この時期にキャンプやる方は「にわか」じゃない方が多いからなんだねえ、と夫と感心しきり。
そういった意味でもすごく充実感のあるキャンプだったのです。
二日目は撤収日でしたが、晴れてとても気持ちの良い日曜日。
湖畔で富士山眺めながらの朝食。
私のお腹も復活して、朝からモリモリ食す。
健康って素晴らしいね。
恒例の兄弟喧嘩も健在。
そして撤収。
ここでまさかの事態が。
設営時はまだ混雑していなかったので借りれたリヤカーですが、撤収はほとんど皆同時のためリヤカーが足りず・・・
残っていたのは一輪車だけ。
撤収を夫に任せ、私はひたすら運搬係。
一輪車で運ぶこと6往復。
6往復ですよ。
自慢じゃありませんが、筋肉痛がその日の午後にきましたからね。
そして翌日はすっかり治ってましたからね。
適度な運動、素晴らしい景色、美味しいキャンプごはん、
お約束のプチハプニング、おしゃれサイトで目の保養、
寒さもギリギリのライン・・・
全てにおいてとても満足できたキャンプでした。
(できれば腹痛は勘弁)
そんなソラオト家。
今週末は朝霧へ繰り出します。
お天気がイマイチなようで、とにかくとにかく心配なのが「寒さ」。
湯たんぽ、毛布、インフレータブルマット&ヨガマット、なんなら布団。
焚火台も、もちろんストーブもない我が家。
地味に寒さを凌ごうと思います。
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