「ズボン濡れたから家に帰って着替えてくるよ」
その言葉を聞いて夫は
「じゃあ、俺が取りに行ってくるよ」
そんな応えが返ってくるかもしれないと、淡い期待をしていたのかもしれませんが、
「あ、そう。じゃあ、俺の長靴も持ってきて。」
ああ、無情。
アンルイス。つまらない冗談は小フォント推奨。
ということで、雨が降る中自宅へ戻り着替えを済ませ、夫の長靴と、次男を確保して再びキャンプ場へ。
この日は長男の小学校で活動公開という行事があるため、学校終わりの長男とついでに次男も、じいじ&ばあばに後から連れてきてもらうことになっていました。
が、一度家に帰ってきた私を見て次男も「一緒に行く」と訴えたのでこのタイミングで同行。
キャンプ場へ戻ると。
出る前はこんな↑かんじだったのが・・・
すっかり川辺サイトに様変わり。
その後も雨風は強まる一方。
そんな中ひたすらスクリーンタープの中で雨風を凌ぐソラオト一家。
時折、風でタープが揺れ、次男が恐怖でドン引きです。
「キャンプ、やめよ・・・」
次男の訴えが悲しく響きます。
キャンプというよりサバイバル。
さらにそんな状況下で長男が到着。
救いだったのは、暴風雨の中到着したキャンプ嫌いな長男が
「暴風雨?だから?(・_・)」
みたいなテンションで気にもしていなかったこと。
そんな長男が到着してまもなく、メイン会場でやっているというキッズプログラムに参加すべく、夫と長男、次男が川の向こうのテントへ。
己の長靴は忘れてしまった私は、一人寂しく留守番。
しばらくして、子供たちが嬉しそうに持って帰ってきた木で作ったサンタさん?みたいなもので和やかムードになったところで夕飯。
本日はボジョレヌーボー解禁後ということで、
ラグジュアリーライフを送るソラオト一家も、もれなくボジョレヌーボーディナーです。
「いつになったら雨は止むんだろうね・・・」
不安いっぱいでいましたが、20時を過ぎる頃にはようやく雨が止んできました。
あと50cm前に設営していたら、間違いなく浸水していたところです。
ギリギリのところでした・・・。
川辺キャンプが湖畔キャンプとなり、水面に写るランタンの灯りや向こう岸の焚き火がなんだかロマンチックな夜。
のような気がして、川向こうの焚き火の所へ行ってみることにしました。
引きこもりキャンプからようやく開放の時がきたのです。
火は、ノルディスクのコットンタープの下で焚かれていました。
いくら私がプレゼンしても響いている様子のなかった夫ですが、スタッフとの焚き火トークの中で、どうやらコットンタープの魅力に気づかされたもよう。
ソラオト家、来春購入のタープはコットンタープになりそうです。
乾燥する場所と乾燥してくれる人がいる、戸建二世帯同居のソラオト家。
コットンタープを拒む理由などどこにもありません!あってなるものか。
そんなこんなで夜も更け(21時でしたが)
焚き火トークに花が咲いている夫と、お友達ができてよそ様のテントへ遊びに出かけた長男より一足先に次男と私はマイテントへ。
そんなとき、まさかの
「うんち。」
次男の生理現象。
実はあまり触れたくなかったのですが、ここのトイレ今までのキャンプの中で最も苦手なタイプのトイレ。
ソラオト評価でいうところの、☆1・・・いや、☆0的なトイレット。
☆0の基準は「水洗であること」のみ、です。
他のサイトにはもっと良さそうなトイレもあるようですが、今回のサイトはイベント用のサイトだったため、私がキャンプ場のトイレとしてイメージしていたまさにそんなトイレ。
もちろん、和式。
自分一人だけだったら何も考えずに速やかに用を足してその場を去ればいいのですが、子供のトイレとなるとそうもいきません。
しかも大です。
そしてさらに、良かれと思って「次男が履いていた長靴を予め脱がせてから抱っこして行く」ことが裏目に出て、それはそれは大変なトイレ事情となりました。
ここでトイレレポをあげると長くなりそうなので割愛します。
いつか直接出会うことがあれば是非その時の武勇伝を聞いてやってください。
で、夜。
「明日の朝は氷点下になるよー」
なんて言葉も聞いていたのですが、思いのほか温かく過ごした一夜。
銀マット2枚、起毛タイプのレジャーシート2枚、インフレータブルマット、寝袋、毛布。
もちろん電源は無いのでこれだけですが、朝までホカホカでした。
2日目朝。
気持ちのいいお天気です。
昨夜までの川も湖もすっかり消えて爽やかな高原での朝食。
イベントキャンプですが、まったりゆるーい感じに時間は流れます。
イベント本部テントはSP祭り。
キッズプログラムその2は、お箸作り。
ナイフを使って作る様子を、母はヒヤヒヤしながら見守ります。
こういう経験もキャンプだからこそ、なのですがね。
移動カフェでは、無料でコーヒーとホットドッグをいただきました。
トレーラーハウスも新車ですごくキレイだったし、カフェのキッチンも洗練されていて、アウトドアを忘れてしまうほど。
キッチンはほぼスノーピークのものでした。
カフェスタッフの方も、とても優しい物腰でお人柄の良さをうかがえました。
そしてお昼も回った頃、お待ちかねの大抽選会。という名のじゃんけん大会。
我が家からは代表として長男が出馬。
見事一番に勝ち抜いてしまって(^^;)
本人が選んだものがスノーピークのシュラフ。
その他にも参加賞やらなんやらいただいて、ほくほくしながら解散。
家で広げてみましたー。
お天気が非常に悪い中、そして暖房器具を持たない中での晩秋の高原キャンプ。
案ずるより産むが易しで、思った以上に楽しめました。
朝霧ジャンボリー、キャンプするのは初めてでしたが、イベントで何度か足を運んでいたので馴染みのあるキャンプ場だし、トイレ環境がもっと良さそうなサイトでまたキャンプしてみたいな。
ただ、風向きによって牛さんの香りが・・・
いずれにしても、来春以降ですが。
次回はいよいよキャンプ納めの巻?!
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