PICA西湖でふたたび、グルキャン少々*

ソラオト

2014年04月21日 00:14

2014.4.11(fri)-13(sat)
PICA富士西湖



先週のことなのに、記憶が激しいスピードで消えつつある今日この頃。前置きなしに、さくっとスタート。
HAPPY FRIDAYを利用して、金曜の夕方入りで二泊三日のPICA富士西湖を愉しんできました。
金曜日は夫婦ともに有給を取得。キャンプの準備と午後からある長男の小学校の懇談会(結局、私の準備が間に合わず夫が出席)を済ませて、自宅を出たのが15時半過ぎ。
途中、JAのマーケットで足りない食材を買い足してキャンプ場に到着したのが17時前くらい。

過去2回、HAPPY FRIDAYを利用しているけれどそのどちらも暗くなってからの設営。
今回は、まだ陽があるうちの設営だったので、段取りもよく速やかに完了。

簡単に夕飯をこしらえて、気がつけば辺りも真っ暗。


前回利用時はAサイトの利用だったけれど、今回はBサイト。の、No11。

夕飯は、とりあえず冷蔵庫にあった食材を消費のメニュー。
豚バラと野菜の炒めもの、かつおのお刺身


JAで買ってきたよもぎ餅と、昼間買っておいたスーパーのおにぎりとかで適当に。

それにしても寒い。
19時を過ぎて6℃。


この後、5℃になった時点で「寒すぎて起きていられない」という理由で、子供と一緒にファンヒーターとホットカーペットでぬくぬくのテントへ一直線。
20時過ぎには入眠。


快適~と思ったのもつかの間。
眠り始めて2時間くらいしたころか、隣で寝ている次男がうなされたり、もぞもぞ動いたりして私も目を覚ます。
それが何度か続く。
若干イラっとしつつも、ようやくおさまったのか次男も再び静かに眠りにつき一安心していると、今度はテントのすぐそばで猫の鳴き声。
オープンタープの下に何か漁られるものがなかったか気になる。ゴミ箱はしまったし・・・食べ物は残してないし・・・ま、大丈夫かな。
と心配している私の頭上から今度は夫のいびき。
苛々度MAX。
何度か「うるさいなあ」とつぶやくも、爆睡の夫にその声が届くはずもなくしばらくはこの騒音に悩まされて眠れずに。
そしてようやくいびきも静かになって安眠の時間を得ることができた私に、今度は長男が
「ええっ!?どうした!!?」と突然声を発して飛び起きる事態。
こちらが聞きたい「どうしたんだ?」

寝ぼけた長男をなだめて、これで一通りソラオト一家の睡眠妨害シンフォニーは終了しただろう。
母はそう思いながら眠りについたのだった。




翌朝。


起床時間、AM7時。
寒い時期のキャンプは早起きができないのだ。
ちなみに、予定の無い休日はたいがい10時近くまで寝ているという噂。

さて。
前回、PICA西湖を利用したときは15時からのお風呂に入って、あまりのぬるさに湯冷めして風邪を引いてしまったので、今回は朝一のお風呂を狙うことに。
朝は8時からなので、眠そうにしている次男を無理やり同行。
PICA富士吉田では朝一番のお風呂を貸切にできて、それはそれは気持ちの良い朝だったのだけど、「眠い」という次男を連れて行かなかったことを悔やんでいて、今回はなんとしても一緒に連れて行きたかったのだ。

8時ちょうどにお風呂に到着。
すると先客が1名。
「この時間でもうすでに到着しているということは、これからお風呂か・・・貸切にできなくて残念・・・・」
そして、このPICA西湖のお風呂、脱衣所がやや狭いので2組以上重なるとちょっと微妙。

が、なかに入ると、若いお嬢さんが一人、洗面台の前で身だしなみを整えているようす。
ん?これから?それとももう入浴し終わった?
という疑問はこのあとずっと続く。
なぜなら、そのお嬢さんは、私と次男が着替えをしている間もずっとそこで身だしなみを整えているだけ。
するとまもなくして、ご友人と思しきお嬢さんその2が登場。
そのお嬢さんも、お風呂に入る様子はなく洗面台に向かい、これまた身だしなみ系。

そんな様子をわき目に、私と次男は風呂場へ。
(風呂場の引き戸がすっごいガタついて開閉しにくいっ。直すべし。と心の中で思う)←そして、ここで言う。

---【ご注意】ここから先、長々とお風呂での愚痴になります---


今回のお風呂・・・どうやら一番風呂だったのは良いのだけれど、
それはそれはお湯が熱いといったらない。

浴槽からあふれ出ているお湯でさえ熱くて、次男が「熱い熱い」といって床をぴょんぴょん飛び跳ねるほど。
私はなんとか入れたけれど、幼児は無理。
ちょっとした初老も無理だろう。
あれは体によくない。

前回のお湯が「ぬるいぬるい」言ったはらいせかと思うほど熱かった湯船にザバンと浸かって、一応は体を温めてから脱衣所へ出ると、まだあのお嬢さんがいらっしゃった。
お嬢さんその2のほうは、お化粧したりしていたのだけれど、先にいたその1のほうは、すっかり支度も終わって、ただお嬢さんその2につきあっているだけのようす。なにもせず、そこで喋っているだけなのだ。
万が一にも、そのお嬢さん方がこのブログを目にする可能性も考えて、あまりこういうことは控えるべきなのかもしれないけれど、私は言う。

「脱衣所が狭いので、用が済んだ方はぜひ退出を♪」
直接言えなかったので、ここで言う。
ちなみに、空気の読めるお嬢さんその2が何度か「私、時間かかるから待ってなくていいよ。」「先に行ってて」と退出を促していたのだけれど、お嬢さんその1は「うん♪大丈夫だよ~」と言って引き下がらない。どうやら、お嬢さんその1は生粋の天然系のもよう。
そのたびに私は「いや、そうじゃなくて。大丈夫とかじゃないから。」と心の中で思ったとか思わないとか。
だってね、本当に狭いし、なんにもしないでただそこに立っているだけのお嬢さんが、真っ裸でこどもの着替えと自分の着替えに悪戦苦闘している中年女子にとってただの邪魔以外の何者でもないわけで。
結局は、気の利くお嬢さんその2が「先に行ってていいよ」と、がんばって言ってくれたおかげで、その1が「じゃあ、先にいってるねぇ~」と退出。

PICA西湖のお風呂と私は相性が悪いらしい。

---お風呂の愚痴コーナーここまで---


さて。いくら熱いお風呂でも私の荒んだ心まではきれいさっぱりとはならなかったものの、ハード面的にはこざっぱりして、これでコショウ家をさわやかにお迎えできる体制。


このタープ、ほんと便利。
こういうタープって、ロープやポールの位置に頭を悩ませることになるけれど、これなら「巻き上げ」もできるので、テントとのつながりでポールを立てなくないとか、ロープを張りたくない位置は、クルクルっと巻き上げ方式を利用。
言っている意味がわからない?私も、なんて言ったらいいかわからない(笑)
ま、いいや。

そして朝ごはん。

パンケーキと、塩サバ。「いわゆる、和洋折衷です。ホテルの朝食バイキング風。」と紹介すればたちまちリッチな気分。
が、これが意外と長男にウケ良し。「僕はサバが嫌いだけど、これなら食べれる。」と。
あ、和洋折衷が良いんじゃなくて、サバだった。

のんびりと朝食を済ませてもまだコショウ家は来ない。
10時には自宅を出て、お昼ごろ着く予定だという。
グルキャンなのに、ファミキャン時間を楽しめるという一度で二度おいしいパターン。
我が家は大歓迎。お互いのペースでいいと思うのですよ。

てことで、優雅に時間を過ごすために一家で散歩。

まずは、BサイトからみたTEMBAサイト?(←もはやHPで調べることも面倒なのでかすかな記憶情報)


写真の左下にわずかに見える白いポール?みたいな位置に車を停めて、その先のテントを張るサイトまでは荷物を運ぶ方式のようです。
一台だけ、一輪車らしきものが置いてありました。ええ、一台だけ。
距離的には遠くないので、サイトに車を横付けできなくても、なんとかなりそうなレベルです。

そしてそのTEMBAサイトとやらにあるパオ群。



今回、利用率も高かったようで。人気なんでしょうか。
子供たちは「泊まってみたい」と言っていたので、いずれ機会があれば・・・(遠い目)

Bサイトから通路の方向。
通路やTEMBAサイトより一段下がった位置にBサイト。
雨の日はどうなんでしょう。
でもAサイトより地面のぬかるみはマシな感じ。
ちなみに、AサイトもBサイトも地面は固いのでソリステでもかなりの労を虐げられます。


Aサイトの横を通り過ぎて、湖畔へ。


(関係ないけど、新しいカメラほしいなあ。今使っているの、10年前のNIKON D50なので、ISOは1600しかないし、晴れた日の青とかうまく出なくてつい加工で明るくしすぎてしまうので。・・・腕の問題はこの際棚の上においてあります。)


デッキの向こうの湖畔にはカヤックチームがいるという。
近視の夫妻と、乱視の疑いありの4歳児で目を凝らしてみるものの、かろうじて「ユルティニらしきもの」と、「赤い何か」が見えて、「たぶんあれだ!」と、やみくもに手を振ってみたり。

湖でしばしの時間をすごしたのち、BサイトにもどりがてらPICAの森とやらに。

女子は「なんとかの森」に弱いのだと思う。



こんな木漏れ日の中で、クランベリーのスカッシュとか、ふさすぐりと木の実のパウンドケーキとか、なんかそういうものを食べたい気分になるのは中年になろうとも。

溶岩の洞窟もあったり。


さて、そんなこんなでまったりを満喫していると、すっかり渋滞を満喫してきたコショウ家が到着。
見覚えのある車が入ってきて、「あ、きたきた~~♪」と夫と二人で声を弾ましていると、目の前を通過しTEMBAサイトへ。
「あれ?違った?」と思っていると、その通り過ぎた車がバックで戻ってきて、やっぱりコショウ家。
あれは、演出だったのだろうか。ナチュラルすぎて突っ込みしにくく、とりあえず普通にご挨拶。


今宵の宴会場は、このオープンなタープの下。
4月だし、もう気候的にいいよね、とあまりよくわかっていない女子2人がそう決めた。

コショウ家が集中して設営できるよう、我が家はそのすきに、反対側の湖畔でキャンプ中の383家とそうパパ家を襲撃。
(前回の朝霧で忘れてきてしまったシェラカップを受け取りに行ったとも言う)


広い自由キャンプ場、空いているスペースはいくらでもあるのに、なぜか383家とそうパパ家のテント付近に人々が集まってきたという。
何か引き寄せるものを持っているに違いない。
私は、以前、田貫湖で「テントとか、持っているものとか、とにかく素敵なサイト~~」と白くまのスーを張っている方の近くにテントを張って、そうして堂々とチラ見を敢行したというエピソードを思い出していた。
おそらくそれなんだと思う。

そして、皆にチラ見されているなか、38さんの赤いタープは無常にもポール骨折という事態に見舞われたのだ。

38さんの奥様から、38さんがまた太ってきてシュラフがきつくなり、そしてその姿はまるでチョココロネのようだという、非常に愉快な話を聞いてその場を去る。

さて。PICA西湖に戻ると、コショウ家も無事設営を終えており、ここで一息ティータイム。


前回の、ティータイム用のおやつをすっかり忘れていたという失態を反省して、今回はちゃんと持参。THE市販品。
「働く女子は、金で解決」が、コショウ家との合言葉のごとく、手を抜いたというネガティブ発言をまるでポジティブに発信。
そうは言っても、私の場合、金も時間も持ち合わせていないという事実。

コショウ家の家長からは、前日の出張みやげ、ういろうをいただきました。
ういろう、我が家の長男、大好物。(←なにやら、滞在暦の浅い外人風な日本語に)

今回利用したサイトの目の前は、藪というか林。最初、「子供たちには危ないかな?」と思ったのだけれど、目が届く範囲だし、松ぼっくり拾いにいったりとちょっとした探検を味わえたみたいでよかった。



日も暮れて。



ここで、夕飯の支度に取り掛かったころ、383家とそうパパ家の来訪。しかも、カヌーで反対岸からやってきたという。
その集団を遠めに見えた際、思わず「目を合わせてはいけない」と目をそらしてしまったほど、華々しいオーラが。


今回は、「グルキャンぽく、夕食を共にし楽しい夕べをすごそう」というテーマを掲げています。
が、得意の「働く女子」なのでいかに手抜きをして豪華になるか、もぬかりなく。

ところで、最近物忘れがひどいのです。
今日のお昼に何を食べたのかすら、思い出せないのです。

ということで、先週のグルキャンで用意したものがパッと思い出せず。
写真見て思い出そうとしたら、暗くてよく見えない。
ただ、丸美屋の五目御飯と、コショウちゃんが用意すると言っていたのに出てこなかったチーズフォンデュのことだけは思い出しました。
あと、コショウ家(正確には、コショウ母様が)用意してくれた煮魚も「キャンプで煮魚!」と記憶に残っている次第。



コショウ家のテーブルの上を撮った写真があった!


我が家のテーブルの上にもいろいろあったので、品数は、2組のグルキャンのレベルを超えていたはず(笑)
そして、乾杯の写真。


コショウちゃんの「グルキャンといったら、乾杯の写真」とつぶやいていたので、滅多にこの乾杯写真を撮らない私がカメラマンを買って出ることに。
グルキャンでは、皆がいっせいにカメラを向けているのだけれど、ここでは私が一人。

その後、美味しい食事でお腹も満たし、焚き火トークへ。
我が家の長男、次男は早々にテントへ。
コショウ家の長男くんは、焚き火トークのなか、宿題を。
ランタンの灯りと焚き火の炎、そして星空の下での勉学。なんだか絵になっていて、こういう経験をいつまでも覚えていたらいいなあと。

そして、ほどよい時間になり就寝。(←実は何時に寝たのかも忘れてる)

翌朝。
またもや、7時を過ぎての起床。
スーパー低血圧のコショウ家ご主人ですら、起きているというのに。
ソラオト家、キャンプの回数を重ねるごとに起床時間が遅くなっているような。

それぞれに用意した食事を持ち寄り。



コショウちゃんが用意してくれた美味しいお味噌汁のおかげで、またもや和洋折衷!
朝から大満足。

その後、またのんびりと撤収作業に。
その間、コショウ家の家長が失踪、という事態も(笑)
撤収作業しているのかな?と思いきや、やさぐれオーラ全開でひと休みを満喫していたコショウちゃんが、
「千葉の海キャンプで行方をくらました、アレですよ。」

ああ、アレね!!アレの山バージョンだ(笑)
「まあ、海より危険は少ないから大丈夫だよ」と変な慰めをして、我が家は撤収作業にとりかかる。

今回はお天気も良くて、地面のぬかるみも無かったし、スクリーンタープを使わなかったからスムーズに撤収作業完了。
一応、レイトチェックアウトも申し込んであったので、撤収完了後もゆっくりと時間を過ごせて、我が家的にはたいへん充実したのだけれど、撤収の様子をずっと見守られていたコショウ家にはちょっと鬱陶しかったかも(笑)

そして、今回のグルキャンの最後のミッション。
「みんなで記念撮影」



今まで、グルキャンの記念撮影で、自らのカメラを用意することなく人様の写真を拝借してきたソラオト家ですが、初めて三脚を用意しました。
ちゃんと真ん中に寄った写真もあったのだけれど、あえて、左寄りに。(どうでもいいこだわり)

前回のコショウ家とのキャンプから約1ヶ月。
新たな発見が。
コショウ家の長男くんとうちの次男が同じ誕生日だということと、家族全員がO型だということ。
そんな発見をささやかに喜びながら、無事終了。
お疲れ様でした、また今度ね。



【近況】
ようやく、GWのキャンプ予定地が決まりなんとか予約もとれた我が家。
来週からのGW前半は、恒例の「連休初日の土曜日に小学校の参観日&総会」があるので、今回はノーキャンプに。

そして、最近めっきりブログのチェックができずにいてご無沙汰しております。
次のキャンプまでは少し余裕ができそうなので、また皆さんのブログにもお邪魔させていただきたく、よろしくおねがいいたします。

あなたにおススメの記事
関連記事