12時間女子トークキャンプ、の巻

ソラオト

2014年11月09日 22:58

2014.11.1(sat)-2(sun)
内川ふれあいビレッジ




当初の予定では御殿場の他のキャンプ場でご一緒するつもりだったのが、いろいろあり、
直前になって山北の「河内川ふれあいビレッジ」というキャンプ場でキャンプをすることになったソラオト一家。
今回は、長男が「僕は家にいる」というので、夫婦と次男で出発。



バタバタの予約劇をそつなくこなしてくれ、そして今回のキャンプをご一緒するのがコショウ氏。

今年に入って、4回目のご一緒キャンプです。
ファミキャンベースの我が家ですが、時期的なタイミングさえ合えばグルキャンも大歓迎。
彼女からのお誘いは、これまたうまいことになんだかんだでタイミングが合うのか、はたまた強行突破なのか。

しかも、今回、3人体制の我が家に対して、ソロで挑んでくるという。
私も次男だけ連れての母子キャンに初トライを試みるも、諸事情により夫も持参。

当日、13時~チェックインできるようだったので、9時半過ぎに家を出発し買い物で一時間以上費やしたのちキャンプ場に到着したのが12時半過ぎ。
高速道路使わずしてこの所要時間、非常に行きやすい距離。
管理棟で受付します。



カウンター越しに目の前に座っているおじさんに「すみません」と声を掛けるも返事なし。

何かをノートに記入しているのかチェックしているのか、目の前にいる私たちに気づこうとしません。
しかし、おじさんと我が家の距離、わずか1m程度。
目の前に家族3人呆然と立ち尽くしているというのに、その存在感なんて全く気にもとめようとしないおじさんに、私は、しばらく黙って己のできる限りの「ここにいますよ」オーラを発散する。
こんな近くにいるのに気づかないなんて、おじさんどういう魂胆か。そっちがその気ならこっちだって、もう二度と声かけないもんね。
そんな無駄な戦いが長期戦に臨むことを恐れたのか、夫が「すみません!」と声を発した。
すると、ハッとしたようにおじさんは顔を上げ「ああ、ああ、はいはい」と応対。
なんだ、このおじさん、天然に私らに気づいていなかったのか。
「気づいているのに気づいていないフリして自分の仕事を優先しているのではなかろうか」と勘ぐっていた自分の心の狭さといったら。
しかも、「どこに設営したらいいですか?」という私の問いに対して、
「今日はフリーサイトお宅らだけなので、好きに設営していいよ~。手も足もじゆ~~に伸ばしちゃって~~あはは~~」と、たいへんおおらか。
先程は、心の中で少しだけおじさんのこと悪く思ってすみませんでした。


無事受付を済ませ、あたりをキョロキョロし、そして設営場所を決めようとフリーサイトに向かったところでコショウ氏も到着。

テント、スクリーンタープ、タープ、の三種類それぞれ一つずつしか持っていない我が家は寒い時期もしくは雨の時のグルキャンでは他の人に頼るほかありません。
今回、コショウちゃんは持っている全ての幕を持ってきたというけれど、ソロで参加の彼女にリビング幕を提供していただくわけには・・・
っということで、我が家のスクリーンタープを設営。



そして、LINEしている中で、「私も次男連れて母子キャンプにしようかなー。でもテント一人じゃ張れないし・・・」と不安を訴えると
「うちのラーゲルなら部屋を二つに分けれるカラ」的な発言で、私の母子キャンプに光を与えてくれたのでてっきり一人でも設営ができると思っていたら、
「私、一人で設営したことないんですよー。YOU YUBE見ながら設営しようかと思ってーー」
とコショウ氏。

マジか(笑)
このとき、夫を連れてきてよかったと心から思った妻なのでした。



設営が終わると、まずはお昼の腹ごしらえ。

カップそば&赤飯 Byコショウ。
カップそば&ねぎとろ巻 Byソラオト。

別になんの打ち合わせもしていなかったけれど、互いに「手軽に和」の気分だったもよう。

そして、こんな洒落っ気もない昼食に洒落た桃のビールを提供してもらうの図。




この高級ビール、非常に美味しく飲みやすく女子好み。
普段、家でハイボールばかり飲んでいるおっさん化した私へのねぎらいか。
いっぽう、私が持ってきたおみやげは静岡県民のソウルドリンク「うす茶糖」。地味でごめんなさい。


昼食から腰をおろして始まった弾丸トークはこのあと日付が変わるまで続きます。

暗くなってきて、夕飯の支度をするのも面倒になり「できあいの惣菜でも買ってくればよかったねー」と言いつつ、渋々支度。



バジルだったかガーリックだったか、もはやなんの鍋だったかも忘れた洒落た名前の鍋の素を使った、魚貝の鍋と、おつまみ盛り合わせ、バケットというらくちんメニューの我が家と、一緒にキャンプするとたいがい登場する「母が作ったものです」というコショウちゃんの「漬物」的なものと、その場でササっと作っていた煮豚とS&B頼りのタコのアヒージョ。

十分すぎる。適当に渋々作ったわりに満足度大。
次はできあいの惣菜祭りでもいけるんじゃないか、いや、それでいいんじゃないか。

料理に尽力しない分、トークに夢中になり「今何時頃だ?」と時間が気になった頃にはすでに夜中の1時。
12時間、よくもまあネタも尽きずにずーっと喋っていられたもんだ(笑)
そして、夫もよく付き合っていたもんだ。

途中、女子だけのトークタイムでも、と気を遣って席を外すこともなく、よく付き合っていたもんだ。
基本あまり喋りは得意じゃない夫は、ひたすら呑めることに気をよくしていたのだろう。
そんなわけで、テントに入ってすぐ夢の中。




翌朝。

夫が気を利かしてか、音楽をかけてくれていたのだけれど、その音楽がどうもしっくりこない。
なぜならば。



「夏・夕方SONG」という、私の友人が編集してくれたCDだったのだ。
よりによって、秋の朝に流すべきではない。

が、しかし。夫にはこのことは伝えずに、そっとCDを交換し、朝食の準備。

朝食も昨日の残りとかいろいろ適当に。




朝食後、うっかりトークに夢中になってしまいそうなところでハッとして撤収にとりかかることに。

ということで、今回はとにかく弾丸トークがメインだったので写真も少なくレポすることもあまりなく。
施設の写真もほぼなく。

私たちが利用したのは、砂利敷きの広場みたいになったフリーサイト。
グループならこちらのほうが気兼ねなくていいかも。
あと、初日の夜は雨だったので、水はけもよくて結果的にはこちらで正解だったけれど、ファミリーだけ、もしくは晴れた日なら芝生のサイトの方が気持ちよさそうかな。トイレも近いし。

芝生のサイトを遠巻きに見た感じ。



肝心なトイレに関してもノープロブレム。
ストレスフリーでした。

アクセス的にも、キャンプ場の全体の雰囲気とか利用した心地とか、非常に好みのキャンプ場で我が家のお気に入りに。
また、ゆっくり利用してみたいね、と夫婦大満足でキャンプ場を後にし、帰り道、定番の御殿場馬刺しを買って、キャンプおしまい。



あなたにおススメの記事
関連記事