ソラオト家初のクリスマスキャンプを満喫する、の巻

ソラオト

2015年01月05日 00:39



2014.12.20(sat)-21(sun)




会社の人からいただいた九州のお醤油というものが、甘くてそれはそれはクセになる美味しさだったので、これはいいとお年賀用に1ダース取り寄せた。
食通の実父にドヤ顔で渡したところ、おもむろに原材料名が記されているラベルの裏面に鋭い眼差しを向けたのち、
「これはダメだ。サッカリンが入っている。」
と、サッカリンがいかにだめなのかを説明しながらもさらに、「あー、豆もダメだ。」と絶望的な声を上げた。
その豆がなんなのかは、もはや頭には入ってこないくらい絶望的になっていたのは私のほうだった。
そんな私に父は「ごめんな」と言い放ち、まるで私はかわいそうな人と化した元旦。2015年。
みなさんお元気ですか。
あけましておめでとうございます。

哀れな前口上から始まりましたが、年の暮の頃にはみなさんと楽しげなキャンプを過ごしてきました。
ソラオト家初のクリスマスキャンプ。はじまりはじまり。
この日、当初は御殿場のやまぼうしキャンプ場で開催されることになっていた。
が、予約をした時点ですでに電源サイトが空いておらず、ひとまずフリーサイトで予約をした我が家。
電源がなければ我が家の暖房器具といったらONLY湯たんぽ。
しかも寝袋は春も夏も秋も使用の8000円くらいで買ったもの。人はそれを無謀と呼ぶ。
がしかしだ。
1月の末に、この装備でノー電源サイトにてキャンプをしたことがあるという嘘のような経験値から「まあなんとかなる」とポジティブシンキングでいたところ、やはり同じく電源サイトを慌てて予約しようとして取れなかったコショウ家のことまで「まあなんとかなる」とは言い切れない。
おそらくうちより装備は上だろうけど。
主催者の383さんはそんな私たちを気遣って、別のキャンプ場にしましょうかと提案。
電源があるにこしたことない我が家はその提案をありがたく受諾し、決まった先が「河内川ふれあいビレッジ」

前回のキャンプが11月だったのだけれど、それ以来連続してこのキャンプ場に足を運ぶことになった。
我が家のキャンプ史上、同じキャンプ場に連続して行くのは初めてじゃないかと思う。
縁がある。

そしてどういうわけか雨にも縁がある。
到着したときから雨が降り始め、新幕初張りも雨の洗礼。
雨キャンプに今更動じなくなってきたので、たいして気にもならなかったけれど、このあと雨足はどんどん強くなり、気にしないレベルをはるかに超える事態に。


今回の参加者(敬称略/到着順)
ソラオト一家(一番近い)
オノボリ夫妻(買い物組だけどセレブなので短い距離でも高速使った)
コショウ一家(スロースターターのくせに期待を裏切った)
そうパパ一家(遠いのにほぼコショウ家と同じくらいに到着)
383一家(コストコ買い物のあと一般道を甘く見て渋滞はまった)
物欲夫婦(午前の部はやまぼうしで愛想をふりまいてきた)




急に夜。
宴会幕として38さんがランステを張ってくれたのだけれど、雨のせいでまあひどいことに。
足元水深5cm(ソラオト推測値)
意地でも女子会やっていたのだけれど、いささかここで夜の宴は・・・と誰もがテンションダウンになっていたところ、東屋という素敵な建造物で宴を開催しようじゃないか案が浮上。

そして男性陣が素晴らしい宴会場を整えてくれて無事宴会スタート。



オノボリさんがアメリカンでセレブなお宅のお庭にありそうなBBQグリルを持ってきてくれ、そして肉を焼く。
しかも肉のサイズもアメリカン。
デモンストレーションにもぬかりない。


黙々と調理を担当していた38さん(お母さん)はオーブンで温めたピザがよく似合う。
ビッグダディがビッグマミィになったとき。



今回、女性陣はほぼ料理をせず。
コストコ祭りと、そうパパさんちの奥さまが豚汁を家でこしらえてきてくれて、そしてそれらを並べてブッフェ形式に。

いつもと違う宴会スタイルに席をどうしたもんかと一同戸惑ったのち「じゃあブッフェ形式にしましょう」ということになったのに、はじまってみれば皆その場で料理にむさぼる。結果、立食スタイル。




気が付けば、アメリカのセレブは次の肉を焼いていた。


ひととおり腹を満たした輩たちがまったりし始めた頃、ビンゴ大会が始まる。
そのときの様子は、エキサイティングしすぎて写真に収める余裕すらなく。

で、我が家がいただいた戦利品。


今キャンパーの間で流行っているらしい鹿チェアーと、ロゴスのコット。
キャンプ用品が貧弱な我が家に、とてもありがたいお品。
最終的に残ってネタになっていたジェントスだっても我が家にしたら喉から手が出るほど欲しいのだ。

さらに。
大物プロデューサーからは、子供たちにお菓子のプレゼントをいただいたのだけれど、少しだけお兄ちゃんな我が家の長男には雑学カレンダー付。
(私信:これを長男がいたく気に入って、ちょいちょい私にどーでもいい雑学を披露してきます)
さらにさらに。大人たちにもそれぞれに合ったものをプレゼントする、という本当にこの人がサンタクロースじゃないのだろうかとさえ思ったひととき。
我が家は、新幕のしろくまに合わせてマグカップをいただきました。


ちなみにこれも長男が気に入って自分のものにしています。

マグカップの下に敷かれているテーブルセンター的なマットも、物欲夫婦の妻のほう、つまり15号さんが用意してくれたもの。
クリスマスモードを引き立ててくれ、こういう細かいところが夫婦そろって気が利くのだ。

我が家が用意した、klean kanteenボトルは、
昼間「うちは、使ってないアウトドア用のボトル?あれをビンゴの景品で出したんだよね~」と言っていた38さんちの妻の元に。
(強いて言うなら、私のは、とある場所でしか手に入らないデザインなのでそこが唯一のアピールポイント)

そしてもうひとつの乙女セット(フェイスパックといい香りがするっぽいハンドソープ)は、コショウ夫の元に。まあ、それはそれで・・・。

ひととおりイベントも終わり、まったりタイムはデザートタイム。


その後、パブリックスペースである東屋の宴会場を皆で片付ける。
洗い物をしようとするとだいたい先にいるのが、そうパパさん。なんとなく負けた感を勝手に覚える私。そして我が家の洗い物大臣である夫に言う。
「早く洗いなよ」

(ソラオトメモ:隣が炊事場なので便利極まりない。なんならその隣がトイレなので、宴会中の中座も寂しくない。)
子供たちの寝かしつけタイムとなり、私もそのまま夢の中へ。


翌朝。
人より早く寝たからには人より先に起きるべし。をモットーに掲げている私だけれども、たいがいそれは守られない。
気が付けば8時。
よく寝すぎた。
当然、物欲カフェは開店していた。

が、女子の朝は忙しい。
トイレ行って、顔洗って、歯を磨いて、テントに戻ってやや化粧を施す。
さらに、天気が良ければここぞと写真を撮る。



コショウ家のラーゲルと並んだ図。


ラーゲル入手の経緯はここでは省きますが、元々これを欲していたわけではなかったため使い勝手に少し不安があったのです。
が、天井が低いことも気にならず、むしろそれによって得られる狭い空間の落ち着き感とか、暖か感が心地よく、しかも二つに別れた部屋が子供たちには新鮮で楽しかったもよう。
キャンプ嫌いな長男も「ぼく、このテント好きだな~」とのこと。


さて、朝ごはんも東屋で。


食後のコーヒーは物欲コーヒー。

おしゃれにチョコもついています。
酸味が少なく独特の香りとコクは、私の好きなアジア系、インドネシアのコーヒーかな?と思ったりもしましたが、口にするとまるで通ぶっているみたいなので黙って静かに味わっていた次第。

朝食後も十分すぎるほどまったりしたあと、いよいよ撤収。
さみしいけど撤収。

ふとお隣に目をやると、赤白帽を被ったあやしげな人が。


コショウ家の新幕、(通称)運動会テントにふさわしい装い。ある意味正装です。
外では赤、中に入るときは白、そんな華麗なお色直しを披露しているかのように。



撤収後もふたたびまったりと過ごし、ついには管理棟からの「そろそろ閉めます」的なアナウンスで解散。
お疲れ様でした。

料理をしないグルキャン、それもまた(たいへん)よろしい。

帰宅後、オノボリさんちの妻ドリン娘ちゃんからいただいたマドレーヌを食しながらキャンプの余韻に浸って、クリスマスキャンプおしまい。




※明日から一週間仕事が始まるってときに、夜中までブログの更新したもんだから、誤字脱字・へんな文章(←見極めが難しい)があってもスルーお願いします。


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