雪の北軽井沢キャビン泊、2016の巻

ソラオト

2016年02月11日 22:45






今年の冬も北軽井沢SGへ。
三年前の冬に初めて訪れた際はキャビン泊。そして去年はテント泊で初の雪中キャンプを経験。
でもって、今年はキャビン。
SGで雪のテント泊もまことに素敵なのだけれど、今年は気分的にキャビン。

というのも、このたびワタクシ、仕事を退職いたしまして。1月の一ヶ月間は有給消化で優雅(気分だけ)な専業主婦ライフを送る運びとなりましたので、それならばと平日の安い利用料でキャビン泊なんぞしてみたいと思ったわけです。
当然夫は無職ではないため有給を取得し、幼稚園児の次男は幼稚園をお休みし。
中学生の長男はさすがに休ませるわけにはいかないので、同居している夫の両親にお願いして留守番隊。
こうして、反抗期よろしくな長男を置いての親子三人、平和なキャンプはじまりはじまり。




今回は特にアーリーチェックインを利用せず、通常のキャビンチェックイン時刻14時を目指すため、当日早朝の出発。
我が家から北軽井沢までの道のりといえば、中央道のわずかな区間以外ほぼ一般道。
暖冬暖冬と言われていた今年の冬も、我が家が北軽井沢へ向かう数日前に寒波、そして降雪。
道中を案じて、念のため少し早めのAM5時に家を出たものの、たいへんスムーズに車は走り、最初の目的地「ツルヤスーパー」には開店時間9時ちょっと過ぎに到着。
そこで食材の買い出しとお弁当などを購入し、駐車場に停めた車中にて朝兼昼ごはん。
それでもまだチェックインの14時まで時間があるので、軽井沢アウトレットモールでアウトドア用品店をひやかしたのち軽井沢駅へ。

目的はこれ。


北陸新幹線~。
乗り鉄とか撮り鉄とかなんとか鉄、とかではないけれど、新幹線を「ただ見るのが好き鉄」という分野があるのならそこに片足突っ込ませていただきたい私。
できれば「かがやき」と「はくたか」両方見たかったのだけれど、タイミング的に「はくたか」のみ2本お出迎えして見送って、次男とともに「わーー」っと感激して(正確には次男のテンションは平常)そして新幹線鑑賞会おしまい。

そんな風に時間を過ごしているとちょうど良い時間。
一行はキャンプ場へ。


(画像に文字入れしちゃっているのは、これをTOPに持ってこようか迷ったため。どーでもいい情報。)


今回予約したのが、満点星屑キャビン。



満点星屑キャビン、他のキャビンに比べてホワイトな内装でフレンチナチュラル的な雰囲気?とやや期待していたので、少しキャビン内の説明を。


入ってすぐにテントでいうところの前室みたいなスペース。
こちらは屋根と壁付きのダイニングデッキといったところで、BBQグリルとテーブル・椅子が設置されていますが、完全な室内ではありません。


ごらんのとおり。↓



屋根の雪が挟まっているのが見えます。



何が言いたいのかというと、冬は寒い。ただそれにつきます。

ダイニングスペースと室内の間には引き戸がありますが、これがまた重い。


しかも取っ手となるところがこれ↓


ドアの大きさと重さに対してこの程度の取っ手だとうまいこと力が入らないのですよ、特に、ここ最近握力が落ちてきている中年女は。
愚痴が多い年頃のか弱い私は、滞在中、このドアを開けるたびに文句を言う羽目に。
他の人は苦にならなかったのかね?

そして室内。



こちらは快適。もちろん、隙間などもなく。
そして「やっぱり白い板壁のほうが明るくて爽やかだと思う~」と、2013年のキャビン泊でさんざん憧れ感を口にしていたくせに、入室して数分後には「寒々しいね・・・」とまさかの不満。

寒々しいので早速薪ストーブに火を入れてもらう。



そして、夫はこの滞在中ずっと、自前のトングを使って薪をくべていたのだけれど、実はスノーピークの焚き火ツールセットが備え付けられていたことに気づいていなかった。


それはまるで、妻のトラップにでもかかったかのような目で「そこにあったんだ!」と夫は言っていたが、私はただ、空いているフックに持参した調理用のツールを引っ掛けておいただけなのに。


そして、次男が楽しみにしていた雪だるま作りへ。



素手でもいいかなーと、手袋を持ってこなかったのが、次男にとっては致命的だったようでテンションだだ下がり。
外に出ても「手が寒い寒い」と言ってすぐに戻ってきます。



実際、私も素手でビール冷やし用の冷蔵庫を作るため、雪穴を少し掘っただけで恐ろしく手がかじかんで不機嫌に。

いちいち不機嫌になったり不満を言うような悪しき習慣がついている私なので、お花で心を穏やかに。(なるのか?)



まあ、夫婦間で口頭確認はしていないけれども、雰囲気的に入籍記念日に近いから、それも兼ねてる?と、気を利かせて、夕食のメニューもそれっぽい雰囲気に。

キッシュは、ダッチオーブンで初トライ。



なかなかいい感じに焼けました、ほかもいろいろの図。



タジン鍋は、前職で大掃除の際に譲っていただいたもの。
こちらも初使用。鶏肉とジャガイモのレモンなんちゃら~的な料理です。



しかし、ここは前述でも説明したように、隙間風が入ってくるので寒いのなんの。
一応、ファンヒーターを置いてみたのだけれども、それでも寒い。
温かいはずの食事もあっというまに冷える。
ってことで、中に移動。



薪ストーブの脇にあった小さなテーブル2つを並べてダイニングテーブルに。
最初からこうすればよかった。

薪ストーブが近いので暖かいし、冷めたスープもすぐに温められるし。



ワインも美味しいし。
眠くなったらそのまま横になれるのもいい。



翌朝。

天気予報ではこのあと、雪が降るとか。
大雪で帰りが困難になることが心配だったけれど、この様子ならなんとか大丈夫そう。
少し朝の散歩をしてから朝食の支度を。


↑前回利用した、サンルーフキャビン。
こちらのキャビンは、サンルーフのあるテラスにも大きな薪ストーブがあるので、使い勝手はこちらのが良かったかも。



朝食のテーマは、和洋食。



おにぎりも食べたかったし、会社を辞めるときにいただいた小さいスキレットを使ってパンプディングも作ってみたかったので。

パンプディングは、フレンチトースト好きな次男に好評。



のんびりまったりと朝食時間を過ごしていたせいで、気がつけばAM10時過ぎ。
チェックアウトの11時まで、約30分ほどで撤収して、慌ただしく出発。

その帰り道、軽井沢で気になっていたパン屋さんへ。



なんだか慌ただしかったけれど、今回も冬の北軽井沢を楽しんでこれました。
次こそは、冬じゃないSGに行きたいものです。



















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