今回のキャンプ場は「夕日ケ丘オートキャンプ場」
2年前の、やはり10月に利用していた。
このエリアは夏は暑いし、冬は強風に悩まされることが多いため、10月くらいがちょうど良いと私は勝手に思っている。
そして、海を一望できる環境とトイレが綺麗なことでソラオト快適指数は上位。
10月の海賊祭りに絡めるキャンプならここしかない!ということで、予約を入れようと考えていたタイミングで、
ひなパパさんから声をかけていただき、そしてちょうどよくのタイミングで今回のキャンプをご一緒することに。
こちらのキャンプ場のチェックインは、12時。
我が家からは車で3時間弱かかるので、途中の買い物を考慮して、当日はAM8時に自宅を出発の予定。
だったのに、なんだかんだで9時出発。
しかも、次男の「お刺身が食べたい」要望に応えるべく、地元でお刺身が美味しいスーパーへ寄るも開店直後だったためかイマイチの品揃え。
が、しかしそれは想定内だったのでそこからほど近い、お気に入りの魚屋へ寄るも定休日。
すっかり予定を狂わされたソラオト家一行は、最後の砦、河津町にある「スーパーあおき」で新鮮な刺身を調達することに。
ちなみに、事前のひなパパさんからの「どこか新鮮な魚が手に入るスーパーはありませんか?やはりスーパーあおきですか?」といったメールに、「あおきは高いし、店舗によっては品揃えが・・・」と返信していたのはこの私。
そんな、スーパーあおきで下田産の金目鯛を1尾、お造りにしてもらう。
すると、お刺身とは別にお頭とアラも付けてくれているでは。
急遽、アラ煮を作ることための調味料を調達してようやくキャンプ場へ。
その時点ですでにひなパパさんはキャンプ場に到着とのこと。
たちまち車内は「急げ急げ」と大あらわ。
予定より大幅に遅刻してキャンプ場に到着。
今回は高台のGサイトを予約していました。
Gサイトは、2組で利用可能の広めのサイト・・・なのですが、細長いサイト。
細長いラーゲルだったからよかったけれど、グランドハットやウェザーマスターだったらサイトを塞いでしまう感じになったかも。
そして我が家のハイエースはサイト内に置けなかったので、管理人さんにお願いして別の場所に停めさせて頂くことに。
(そのあたりはとても融通が利くようでした)
設営を終えてしばしまったりして、そして夕食の準備。
その頃、ちょうど夕日が沈むタイミング。
今回利用したG1サイトは、手前の木が邪魔して夕日を眺めることができず。
木々の隙間からちょっとだけ。
そんなGサイトだけれど、Gサイトエリアにあるトイレがまあすてき。
土足厳禁スタイルで見ようによってはまるでカフェ風なトイレ。
私の「キャンプ場トイレランキング」でも北軽井沢SGの新しいほうのトイレに並ぶ快適度。
Gサイトのトイレは男女1つずつしかないものの、すぐ下のDサイト、それからCサイトにもトイレがあるのでキャンプ場の規模のわりにトイレの数は充実。
トイレの清潔度はもちろん、数もソラオトトイレ基準の重要ポイント。
しかも、各サイトにほどよい距離感でトイレが設置されているので小さな子供がいる家庭ではストレス軽減。
自分のもよおしタイミングとは別に子供の「トイレ!」号令に、面倒くささを感じずそして夫婦間で「どっちが連れて行くか」という無言の攻防モードも軽減。
伊豆のキャンプ場は比較的値段設定が高めなところが多いのだけれど、こんなふうにロケーション以外にも管理面設備面でも満足度が高ければ納得価格。
さて、トイレの話の後になんだけれど、夕食タイム。
家族以外の方とご一緒するキャンプでは、まったりする時間を優先したいので食事の支度をできるだけおさえる作戦。
今回も、富士宮焼きそばを焼くだけに徹するつもりで、あとは自宅で作ってきたものを出すだけ、買ってきたもの盛り付けるだけ~。
そして急遽用意することになった金目鯛のアラの煮付け。
富士宮焼きそばは冷めてしまうと独自の食感がネガティブに発揮されてしまうので、乾杯をしてから調理。
このブレた写真から、大人3人&子供2人にしてはたくさん焼きすぎてちょっと動揺していることがお分かりか。
そしてこういうとき、自分が作った料理や用意したものの味がいまいちよくわからなくなるマジック。
いわゆる「食べた気がしない」というやつ。
何を食べたのかほぼ覚えていないまま、とりあえず目の前のビールだけはしっかり収めていくのみ。
あとで写真を見て、気づくこと。
ひなパパさん提供の美味しそうな肉!
今更だけれど、今回のメンバー。
ひなパパ家は父子参加、我が家は夫婦と次男の3人。
グルキャンといっても5人家族なら1家族分。
ささやか&しっぽりキャンプ。
しかも生物学上の女は、私だけ。
得意の毒舌も女ひとりとなるとただのわがままになりかねないので話題に気を遣うあまり、非科学的な話しを始めてそして止まらない。
後々考えてみると、こんな話に前向きにつきあってくれたひなパパさんの懐の深さに感謝です。
最初はもじもじしていた子供同士も、時間の経過とともに少しずつ近づき、そしてこの頃にはすっかり打ち解けているようす。
うちの「かわいこぶりっこ」(長男評)の次男も、2歳年上のひなたくんに面倒をみてもらい、そしてなんとなく親戚の集まりのようなリラックスした雰囲気に、持ち前のぶりっ子と子供特有のくだらない発言もごきげんよく飛び出すほど。
はじめましての方を前に、ここまでテンション高い次男は珍しいかも。
そしてひなたくんの就寝をきっかけに、私と次男も一足先に就寝。
翌朝。
ひさしぶりにカタツムリを見ましたよ。しかも、でかい。
この日は、海賊料理祭りへ行くため早めのチェックアウト。
9時頃出発して一行は雲見海岸へ。
駐車場まで案内しますので付いてきてくださいとひなパパさんに伝えていたのに、駐車場探しにまごついて、気が付けばひなパパさんの車に付いていく始末。
お天気が良かったので、駐車場からの距離も気持ちよく散策気分。
ひなパパさんには事前に「無料でいろいろ食べ放題」とアナウンスしていたのに、行ってみたら大人1人500円。(子供は無料)
さらに、レジャーシートや飲み物、あわよくば白飯(おにぎり)なんかを持参すると良かったのだけれどそんな気の利いたことはすっかり忘れて手ぶらで参戦。
まず最初に、解体したばかりのマグロのお刺身と、伊勢海老の味噌汁。
そういえばイカのお刺身もあった。
それらを、のんびりと海を眺めながら舌鼓を打つ。
さんまや、干物の浜焼き。
やっぱり白飯欲しいー。
なんなら漬物も。
ひととおりお腹を満たすと、子供たちは静かに海を眺めてなにやら密談?
そして気が付くと波打ち際へ。
このあとどうなったかは・・・。
そしてすっかり冷え切った体を足湯で温めて海岸を後に。
駐車場に戻り、そこでお別れです。
車に乗り込むと、
「お友達とお別れするの、さみしいな・・・」とつぶやいた次男。
思い起こしてみると、家族以外の方とキャンプをするのは去年の8月の青木湖キャンプ以来。
そのとき、
やんこちゃん一家とご一緒させていただき、やんこちゃんちの娘ちゃん(次男の1歳下)と楽しそうに過ごしていたことを思い出した。
長男が中学に上がり、部活だ塾だとギリギリまで予定が掴めないことで、気軽に予定を組める家族だけのキャンプが多くなったこの一年。
長男がキャンプに参加できないことも増え、次男には寂しい思いをさせていたのかもしれないなあ。
あまり子供目線でのキャンプ場選びもしていなかったので、今後はもう少し次男が楽しめることに比重を置いて計画しようと思った次第。
短い時間だったけれど、ひなパパさん父子とご一緒できてとても楽しいキャンプとなりました。
あなたにおススメの記事