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2014年09月19日

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

2014.9.13(sat)-14(sun)
馬グリーンスポーツの森キャンプ場

事前調査では、バイクの方の利用が多そうだったので
なんとなく安心して出かけたところ・・・

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】



9月の連休、諸事情によりキャンプの予定が立てられずにいたソラオト家。
それでも、キャンプモードにはなっていて、しかも家族でまったり気分。

さらに、行くなら信州、の気分。

そんなとき、職場の人から手渡された手作りのガイドブック@信州。
聞けば、白馬でペンションを経営されているオーナーの手作りとのこと。
これがまた驚きの細かさ。全てのページが手書きで、イラストつき。
しかも信州全土を網羅していて、蕎麦情報からトレッキング情報、酒蔵やら博物館情報、はたまた地域で見かける生物の生態などなど情報が多岐に渡っていて面白い。
これを読み込んでいるうちに、信州キャンプが決定。

そして、そのお借りしていたガイドブックを入手すべく、白馬のペンションのオーナーさんの元へ向かう目的も兼ね、行き先は白馬。


白馬は未開の地なので、職場の人が教えてくれた「グリーンスポーツの森」へ行ってみることに。

遠方で予約なしのフリーサイトは初めてのこと。
三連休ということもあり、朝一でチェックインできるよう自宅をAM2時に出発。



妻と子供が爆睡する中、運転手の夫、眠気と闘いながら途中何度かSAに寄りながらも車を走らせ、AM6時過ぎには白馬へ到着。
グリーンスポーツの森は8時半の受付。

いささかちょっと早すぎたので、近くのマックスバリューへ向かうことに。
ところが開店は7時。
駐車場で時間を潰し、その後買い物を済ませてからキャンプ場へ。


白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】キャンプ場までの道のりが意外とわかりにくかったのでメモ。

安曇野ICからひたすら北上し、道の駅「白馬」を過ぎて
左手側に「コメリ」⇒「アメリカンドラッグ」を過ぎると
右手にガソリンスタンド確か「エッソ」と
ダークブラウンなロッジ風なレストラン?カフェ?みたいな飲食店が見えるので、
その二つの間のほっそーーい道に右折。
そして田んぼ道を走るとキャンプ場が見えてくるのでそちらの方向へ向かう。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


キャンプ場に到着したのは8時頃だったけれど、キャンプ場というより広い公園みたいなところだったので、受け付けはあとでも大丈夫そうで、すでに到着された方が何組かいて設営の支度をしているところ。

我が家も慌てて、良さそうな場所を確保。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


目の前にはこんな景色が広がります。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


こちらのキャンプ場、車の乗り入れができないのだけれど、駐車場のすぐ横にキャンプサイトが広がっているので荷物の運搬はそれほど苦にならず。
(しかも我が家は駐車場の真ん前だったのでオートキャンプ状態)

田んぼのむこうを線路が走っているので次男も大喜び。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


すっごっく偶然なのだけれども、いつも持ってくることのない電車をたまたま持ってきていた次男。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

しかも「あずさ」
偶然の必然か。


朝到着したときは霧に包まれていた白馬界隈。
時間の経過とともに澄んだ青い空が見えて気温もほどよく上昇。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


設営も一段落したところで、遅めの朝ごはんを食べ、夫は受付へ。(キャンプサイトからは少し離れている)

その後、長男の希望だった「スマブラ(スマッシュブラザーズ3ds)」を購入すべく白馬駅方面に向かうことに。
キャンプのときはDS禁止、というご家庭が多い中、我が家は「普段はDS禁止、キャンプのときはOK」という世の中逆行方式。
というのも、普段は親の目が届かないところでやることになるけれど、キャンプのときは一応私たちと一緒にいる時間の中で遊ぶことになるし、キャンプは私たち親の趣味というか遊びでやっていることなので、子供たちに虐げる感を与えたくなくて。(特に長男)

お互いの「遊び」を、キャンプの時間を通してたくさん取り入れられたらいいなと思っている次第。
子供も、ずっとDSしているわけではなく、自然の中で体を動かしたりいろんなことを発見したりする時間もちゃんと作っているようです。


で、白馬駅周辺まで車で行ってみたものの、DSのソフトを売っていそうなお店がなかったので、ひとまず「patagonia」と「好日山荘」で大人がウインドウショッピング。
結局、大町方面まで出て、ようやくDSのソフトはゲット。


キャンプ場に戻ってきてから、次男の希望により場内散策へ。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


長男がいち早く釣り堀発見。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


「釣り、やりたいなぁ・・・」
とぼそりと呟く、気遣いの長男。
1竿500円で、釣った魚は1匹250円で買取。
というインフォメーションを見て、
「高いなあ」と呟く夫。
「ケチだなあ」と心の中で舌打ちする妻。
「今日の夕飯はBBQだからちょうどいいんじゃない?」
努めて明るく自然な感じで長男の希望を叶えてあげたい妻に対し、無言という手段で対抗する夫。
レジャー費は基本、夫の財布からなのでレジャー大臣はなかなか首を縦に振りません。

とりあえず保留。
レジャー大臣の落とし方のコツは「焦らない」。

釣り堀の前には
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

新幹線の乗り物。
300円。
釣りに興味のない次男も、こちらには食いつきそして佇む。
きっと乗りたいに違いない。
でも、お兄ちゃんが釣りを我慢した姿を見てるせいか、わがままはいいません。
そんな健気な姿に母は(後で乗らせてあげよう)と心に決めます。

のちに、新幹線に乗った姿。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


たいへんワクワク顔でぐるりと一周してきた次男に「どうだった?」とたずねると、
「ぜんぜん面白くなかった」

・・・・・・・・・・・・・。(オイ)

その後、アスレチック的なものに大歓声の息子たち。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


小6の長男はともかく、5歳の次男も普通に楽しんでいるけれど。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


ええ、とても楽しそうに何度も何度も。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

でもこれ、けっこう高さもあって私でもちょっぴり怖かったのに・・・。
低めバージョンもあったし、下に厚いマットがひいてあるので、小さい子どもでも十分に遊べるけどね。

ビオトープ的なところで水辺の生き物観察も。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


そしたら蛇嫌いの夫がいち早く蛇を発見。
「ほらねーーー!!いると思ったんだ~~~~~」
と、間抜けにその場を離れて、その後一切その場所には近寄らず。



一度、テントに戻ることに。(存分に体を動かした長男が、DSをやりたくなってきたもよう)
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


DSに興じる長男と、ちょっと休憩したい夫を置いて、次男と私で散策。
池のようなところで筏(いかだ)を発見。
面白そう!と、次男と一緒に乗ってみようと思った私。
少し離れ気味だった筏を岸に持ってこようと、竹の棒2本持って筏に飛び乗った瞬間、ちょうどそこは水が流れ出ている所だったので、あれよあれよという間に筏が岸から離れて、そして思う方向にまったく進めず大慌て。

「しぃちゃ~~ん、パパ呼んできて~~~」
岸にいた次男に助けを乞うことになるなんて。
さっきの蛇のところで、夫を間抜けだと思ったバチがあたったのか。

次男は、母のただならぬ様子に慌てて夫を呼びに走ります。
まだ場内に慣れていないのに、必死にテントに戻る姿を見て「迷子にならないか」心配になったら
「流されている場合じゃない!」と夢中で竹の棒2本で筏を岸に戻す私。
途中で1本の方が使いやすいことに気がつき、あっという間に岸に到着。
まったく、とんだ茶番だよ。


次男の姿を目で追ってみると、どうやら自分とこのテントを見つけたようだったので安堵したのち、
まるで何事もなかったかのように夫を待つことに。

何事かとやってきた夫に
「やあ、筏に乗ったら『ちょっと』流されちゃって~。でもまあ、自力で戻れたけどね~」
と余裕顔でお迎え。

さらに「ちょっとこれ、面白そうだから乗ってみなよ~」
と、つい先ほど自分が流されて肝を冷やしたはずの筏への乗船を進める始末。
ところがわりとうまいこと乗れそうだったため、次男も乗ることに。
するとたちまち沈没。

「たいへんたいへん!!沈んできた!」
と大慌てで次男を岸に戻して、夫も無事生還。
でも懲りずに今度は大きめの筏に挑戦。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


こちらは安定。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

水深は大人のひざ下程度なので万が一落ちても、慌てずに。


ぞんぶんに筏遊びをしたあとは、吊り橋へ。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

川が非常にきれいで、浅瀬もあるので夏は川遊びが楽しめそうなところ。

サイクリングロードもあり。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


そして、テントへ戻りしばし休憩。
ハンモックでお昼寝したりなんかしつつも、連休とあってわりと混雑しているフリーサイトのキャンプ場では隣同士が近いし賑やかで眠れない。
まあ、そんな雰囲気を愉しむほかない、と思って15時くらいから夕飯の支度を始めてみたりする。

今朝、マックスバリューで買い出し中に決めたメニューは豚汁。
あとは、家から持っていた牛肉を。(半額のときに買って冷凍しておいたもの)
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


夫と長男が共同で焼いたステーキ肉は、ほどよくレアで完成。
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メスティンで炊くご飯、1度目はビギナーズラックでなんとか炊けたけど、2度目は大失敗。
3度目の今回はコツをつかんだので大成功。

メスティンでの炊飯に慣れると、炊飯以外にも鍋やフライパン代わりになるし、小物も入れられるのでとっても便利。

野菜は、キャベツ半玉をホイル焼きに。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】



明るいうちから食べ始めたので、暗くなる頃は、barタイム。
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キャンプ、あまり好きじゃない様子の長男だけど焚き火は好きみたい。
柿ピー片手に焚き火を楽しんでいます。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


18:30、ついに暇になってしまった私。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


寝る支度をスタート。
こどもたちも、一緒に歯磨きしてトイレ行って、寝る体勢を。

とはいえ、早い時間過ぎて寝付けない子供たちは「ドラえもん」鑑賞。

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私、19時半就寝。
記録更新。


翌朝。
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朝ごはんは、鍋焼きうどん・そばと、長男希望のカップ麺。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


朝は、カップ麺がサイコーという長男。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


なんだー、早く言ってよね。
フレンチトーストとか作らないよ、もう。


ここのキャンプ場、チェックインは8時30分で、アウトが17時。
今回、我が家は1泊だけど、滞在時間は長い。のんびりと朝を過ごします。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

朝から、昨晩の残りのピリ辛ホルモン炒めとビールを。
まったりしていると、トンボが。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


いや~、実にいい時間だね~などと話しつつ、昨日行けなかった釣り堀へ。
昨日の時点でレジャー大臣の許可が下りて、釣った魚を2日目のお昼にする作戦。


白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


他の方がわんさか釣り上げているのを横目に、なかなか釣れない我が家。
外野のわたしは、ヤジを飛ばす係。
「釣り上げるタイミングが悪いんだよー」
「センスないな~」
などなど。
そのうちに、長男と夫のひんしゅくを買い、私自らが見本を見せることに。


はい、釣れません。
これがなかなか難しい。
魚が、餌に食いつくのに飲みこまない。
練り餌をつつくだけつついて、針が見えてくると離れていく。
敵もなかなか賢い。

なんだかんだで、結局、最初の1匹を私が釣り上げ、2匹目を夫が釣り上げ、なんとかお昼ご飯をゲット。
これに、インスタントラーメンでお昼ごはんを。

白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】


昼食後はボチボチと撤収作業に入り、撤収後に再び場内散策。

ここでの最後のアクティビティは自転車。
白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】



キャンプ場を後にして向かったのは、前述の「手作りガイドブック」を作ったペンションのオーナーのもとへ。
キャンプ場から車で5分ほどの距離。
ただ、残念ながら在庫がなく、今はもう作っていないのだそう。
しょんぼりしながら帰ろうとしたら、すぐ近くに美味しいジェラード屋さんがあることを教えてくださったのでそこへ向かう。


白馬の空と稲穂の風景でキャンプを、の巻【一話完結:長文】

長男は、「しぼりたて牛乳」「白馬の風」のダブルを。

夫は、「キャラメルナッツ」「紅茶」のダブル。
次男は「しぼりたて牛乳」のシングル。
わたしは「紅茶」のシングル。

それぞれ好きなものにしたのだけれど、けっこうかぶっちゃった。
そして味のほうは、本当に美味しかった。
ネットで通販もあるようなので、今度利用してみようと目論んでいる次第。

 『ジェラートショップ花彩』 
http://www.hakubahanairo.com/SHOP/56118/56119/list.html



その後、一行は、安曇野インター近くにある「モンベル」と「A&F」に寄り、ココスで夕飯を食べて帰路に就く。


今回のキャンプ場、長男評価が最高ランク(笑)
キャンプ場後記は後日更新予定。

(今日は眠いので校正もなくとりあえず更新。誤字等ありましたらご容赦ください)






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