－－soranote:雪の東京ディズニーリゾートde記念日【TDS満喫編】

2014年02月16日

雪の東京ディズニーリゾートde記念日【TDS満喫編】

【TDRまでの道中編】はこちら
(※ソラオト家がディズニーリゾートを満喫したというだけの記事となっています。あしからずご了承くださいませ。)

そうしてやっとの思いでディズニーシーに到着したソラオト家。
時間は午前10時半過ぎ。
駐車場のゲートを目の前に、次男が「う○ち」。
しかも一刻を争う事態らしい。

駐車場のゲート手前で車を路肩に寄せて「確かこのあたりにトイレがあったはず」と降り立つ。
(夜中に到着してゲートが開くまでの間車中待ちするときに、夫がトイレを利用したという)

車から降りてすぐに、少し離れたところで雪かき作業をしていたとおぼしきキャストさんのうち一人の女性が
「どうしました～？」とすぐに近寄り声をかけてくださった。
事情を説明すると施錠されていたトイレを開けて中へ誘導。
おかげさまで用を足せてすっきりの次男。母は「こういう臨機応変な対応とすぐに『気づく』というところがさすがだなあ」と感心し、そして気分もよろしくインパーク。

シーに入ったらすぐに「トイストーリーマニアのファストパス発券機に走るべし」
が、ソラオト家のセオリーなのだけれど、今日はなんせ到着が遅すぎる。
それでも、と一縷の希望を持って夫に託す。
「頼むね」「おう」

と、頼もしく返答した夫はあいかわらず私と子供たちと同じ速度で歩いていたので、
「走らないの？」ときわめて冷たく問うたところ、彼は無言で走り出して行った。

本来ならば、夫がFPを取りに行っている間、私と子供は別のアトラクションへ向かうのだけれど、今回はFPが取れるかどうか心配だったのでひとまず夫の後をのんびり追うパターン。
すると案の定。夫が引き返してきて「FPの発券終わっちゃった」とのこと。
それならばと、「ビッグバンドビート」の座席指定券の抽選でもしておこうと、ビリエッテリーアへ。
そして見事にハズレ。

こうして意気阻喪した一行は「海底2万マイル」へ向かう。

どんなに混雑していても、歩きやすいことだけがシーの魅力だというのに前日の大雪のせいでまあ、ひどく歩きにくいといったらなかった。
しかも、融雪で足元が悪いときた。場所によっては、すれ違うのも一苦労なんてところもたくさん。
「ディズニーだから除雪車とかあるよねー」と夫とのんきに話をしていた数時間前の私に教えてあげたい。「ディズニーでも除雪車はないのよ」

まあ、普段見ることの無い雪景色のシーも素敵だね～と気を紛らわせて楽しむしかない。

海底2万マイルは安心の15分待ち。このくらいの時間が小さな子供とアラフォー母にはちょうどよく。ありがたい。

シーにしてもランドにしても、バックグラウンドストーリーに沿った演出と、そしてそのクオリティの高さが魅力というか、私の場合は建物萌えなのでとにかく建物やら内装やらプロップスやらにに胸の高鳴りを抑えられず。

その後は、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジへ。
待ち時間5分。と言う名の実質歩いていけば到着、待ち時間1分。「いつも空いているけど我が家はお気に入り」のアトラクション。
母も、こういう穏やか～な乗り物で、穏やか～に過ごしたいのだ。

そしてランチは、ユカタン・ベースキャンプ・グリル。

インディジョーンズ博士が発掘中のでっかい遺跡を探索するために設けられたベースキャンプ。
今回は雪に覆われて見ることができなかったけれど、レストランに入るまでの雰囲気もお気に入り。
「おなか～？まだ空いてないのに！」とグズグズ言っていた長男も、いざ食事を食べ始めたら「うまい、うまい」と。

やっぱ男子は肉に限る。あれ？お皿が変わった？！以前はいかにもキャンプっぽい青いお皿だったのに。
ここではまだアルコールは我慢の父と母。

30周年のデザインカップもかわいい！

一休みしたところでふたたび活動開始。

ほんと、目に留まる景色をいちいち写真に収めたいのだけれど、それを煩わしく思う長男の「早く行くよ」に渋々歩く。

疲れたらマーメイドラグーン。

隠れミッキー探しも忘れずに。

今回TDRを楽しむもうひとつのミッション。
スーベニアメダル集め。

30周年の記念メダルを中心にほぼ全部のショップをまわることに。

スタンプラリーみたいな感覚で、疲れたけど楽しく、そしてこれはかなり嵌る。

そして、フォートレス・エクスプロレーションへ。

このエリアも大好きなエリア。特に「ガリオン船」の探索が好きなのだけれど、雪の影響で入ることができず。残念。
次男はナビゲーションセンターで船の操縦を愉しむ。次男の方が「乗り物」へのこだわりは強いもよう。

長男もチャレンジしていたけれど、「どれが僕の船かわからないまま」終了。

次にアメリカンウォーターフロントへ向かいタートル・トークへ。

タートルトークは初めてだったのだけれど、すごく面白かった。
特にこどもたちには大ウケで...いや私の隣に座っていた夫も「フフ」っと。

ランタン見つけるとつい、キャンプモードの気分に。

さて時は16時近く。
本日の宿は「困ったときのサンルートプラザホテル」。
夫の会社の福利厚生で、1月になってから慌ててホテル探しをしたところ、案の定めぼしをつけていたホテルはどこもいっぱい。

結局、何度もお世話になっているサンルートで。
値段設定が安めのようだけれど、個人的には凝ったつくりのお部屋展開と、いつも新しいお部屋作りを提供しているその姿勢が好み。

シーの駐車場からホテルへ向かう道もアイスバーンになっていて、いつもよりすっごく距離を感じていると次男の「おしっ○」要望。
またか...。
今回、次男がいつもの数倍、いや、アトラクションに乗る前後に必ずといっていいほど、そして移動するたびにトイレ。
それだけで母は精神的にも体力的にも疲労困憊。
寒さもあったかもしれないけれど、どうやら神経質というか心配性というか気の小さい次男は前回1年半前に来たTDRのことは覚えておらず、「初めて」のテーマパークに緊張していたらしい。

そんなこんなで、ホテルに到着。
今回は宿泊したことのない「フロンティアルーム」に。

さすがにエキストラベッド1台入れてもらってベッド3台になると部屋の狭さはいたしかたなし。
でも、子供たちは大はしゃぎ。気に入ったらしい。ちなみに、ミラコスタに宿泊したときは、長男が「なんだか暗くてあまり好きじゃない」と言い放った。そんなもん。

TDSからの気分をそのままにいられるような感覚。

トイレットペーパーホルダーですら素敵。

シャンプーチェックもぬかりなく。合格です。

残念だったのが洗面台の洗面ボウル部分の内側縁。黒カビを発見。いや、こういうとこまで見る人はあまりいないから参考にならないか。
普通にしていたら見えない部分を見るという小姑も真っ青な私の水周りチェック。

ね、普通にしていたらなんの問題もなく。全体的にはシックな雰囲気で素敵。

さて、ホテルで一休みしてからふたたびTDSへ。
夕焼けの東京湾。素敵ねー。

ベイサイドステーションまでシャトルバスで。

そしてリゾートラインに乗車。

この時間もまた幸せなり。
そんな幸せ気分一家にミラクルが起きます。

母が、夫と子供たちをこんなふうに↓うしろから写真を撮っていると

夫が見知らぬ女性に声をかけられています。
そばには小学生くらいのお子さん2人と、女性の母親らしき年齢の女性も一緒。
私もちょうど近づき話を聞くと、

「今から入りますか？もしよかったらこれどうぞ。」
と、手にはトイストーリーマニアのFPチケット4枚分。

どうやらこの女性の話では
「4枚分FPチケットをとったのだけれど、時間が遅すぎて自分たちがいる時間に間に合わない。このまま持って帰ろうと思ったら、ちょうど4人家族の方がいらっしゃったのでよかったら...」とのこと。
本当に偶然の幸運。
「えぇぇ！嬉しい～。FP取れなくてまだ乗っていなかったんです。ありがとうございます！！」
とお礼を言ってふとお子さんの方に目をやると、先ほどまではなんだか寂しそうな表情にだったのが少しだけはにかんだような笑顔が。
気のせいかもしれないけれど、でもきっと本当はトイストーリーマニアに乗車したかったんだろうな。
お母さんとおばあちゃんと4人でってことは、お父さんはなんらかの理由で一緒に来れなくて、だからこそお母さんにわがまま言えないし我慢してシーを後にするところだったのかもしれないなあ。
とか、得意の妄想でなんとなくしんみりしつつ、この出会いに感謝し、「やっぱりディズニーってすごい」とわけもなくディズニー賞賛。

午前中の入園当初のテンションとはうってかわって、再入園はハイテンション。

入園してすぐに夕食のためレストランへ。いろいろ迷って結局前回と同じ「セイリングデイ・ブッフェ」へ。
30分ほど並んだのち店内へ。防寒対策はしっかりしてきていたけれど、思いのほか2月のTDSが寒くなかったので(キャンプで鍛えられたのか?)それほど苦痛でもなく。
そして、写真が無いのは、夫婦が一番の楽しみとしていた「シーでお酒」を満喫していたから。

食事の後は、夜のシーの雰囲気楽しんで、

この写真の直後、次男が足を滑らせてすってんころりん。
お酒も入って陽気な夫婦と、弟の失敗は愉快な長男は「あはははは～」と笑い飛ばして陰鬱な雰囲気にならないよう誤魔化す作戦。

ちょうどプロメテウス火山のふもとにあるトイレに立ち寄っていたら、メディテレーニアンハーバーでファンタズミックが。

この位置、ちょうどガリオン船が視界に入ってきて全体を見るにはちょっと邪魔なのかもしれないけれど、なんせショーが始まってからでも観覧できるので場所取りに苦慮しなくても済む、なかなかのポイント。
しかも、船の邪魔感は個人的にはそれほど気にならず。次回からはここで観よう。

ショーのあとは、ミラクルFPを使ってトイストーリーマニアへ。