2015年07月26日
夏休みキャンプは新潟へ、の巻 ‖1日目‖
2015.7.18(sat)-20(mon)
それは5月の上旬のこと、kmrさんちの「m」担当でもあるk夫人(mちゃん)からキャンプのお誘いを受け、7月の連休にご一緒することに。
そして、kmr家と親交の深いヒマパパさん一家もご一緒することになり、紆余曲折あったのち場所は新潟の「塩沢江戸川荘」に決定。
ヒマパパ家は以前利用したことのあるキャンプ場だそうで、とても快適だったとのこと。
さて、我が家からの新潟までのルートを「なんでも下調べ担当」の妻である私が調査し、報告したところ、運転手である夫から
「高速は使わない。一般道で行く。」との宣言が。
キャンプを始める前は年に一度、夫の会社の保養施設が新潟県十日町にあるので、長野県を突っ切るルートで出かけていた。
今回は、同じ新潟でも群馬県を北上するタイプ。
初の試み。
初日の朝、3時半に家を出発。
家を出てすぐの地元のスーパー(24時間営業)で食材を調達するのに約1時間費やしてしまい、夫に急かされるようにして再出発。
その後、得意の睡眠学習で新潟キャンプのイメトレ。
目を覚ますと長野県佐久市。
まだ長野か・・・。一般道を走りたいという夫に運転をまかせ、妻はふたたび瞼を閉じました。
今回の参加者は、夫婦と次男。
長男は、部活の中体連(応援)の関係で義父母に預けてお留守番。
最近では長男自身もキャンプに同行したがらなくなったので、あまり後ろ髪引かれずに家族3人で出かけるようになってきたけれど、今回のキャンプでは我が家にしては珍しく新しいテントを買ったものだから、長男も興味津々で「キャンプ行きたかったな」とぽつり。
さて、長い道中、群馬県の道の駅「あがつま峡」に立ち寄る。
時間はAM10時少し前。
立ち寄り湯や足湯、ドッグランも併設された比較的新しい広々をした道の駅。
トイレ休憩で寄ったのだけれど、道の駅で売られている産直野菜ほど主婦をときめかせ、こころ奪うものはない。
義父が畑仕事をしているので新鮮な野菜が採れる環境にあるというのに、だ。
トマトもいいし、朝採りブルーベリーなんていうのもいい。ナスもたくさん入って1袋100円だという。
なんなら全部買えばいいのに、一度手に取っては置き、そして悩む。そうして逡巡したのち、結局買ったのは「手作りこんにゃく」。群馬だもの。
そんなふうにしてまたもやタイムロス。
AM11時に待ち合わせの道の駅に間に合うはずもなく、それでもまだ一般道を走り続ける。
くねくねの山道もひたすら。
途中、kmr家とヒマパパ家からも「渋滞にはまって間に合わないかも」という旨のLINEが届き、予定変更で現地集合に。
現地に近づくにつれ、雨。そして強くなる。
まあ、台風を追いかけるようにして進んでいたので仕方あるまい。と、のんきに構え現地到着。
これが、今回お世話になったキャンプ場の受付でもある宿泊施設のほう。(写真はキャンプ2日目に撮影)
噂には聞いていたけれど、この建物を見たら今からキャンプすることが気のせいなんじゃないか、実はこちらに宿泊するんじゃないか?と現実逃避。
それでも、先に到着していたkmrさん夫婦が手続きをしていてくれたので、私たちはこの建物を「これは気のせい。キャンプとは関係ないもの」としてスルー。
しかしまあ。
キャンプ場は5サイトしかないのに、広い。いや、広いのに5サイトしかないのだ。
そして眺め最高。開放的~。
まもなくしてヒマパパさん一家も到着して、はじめましてのご挨拶。
原則的に、はじめましての方でもさほど緊張もしなければ人見知りもしない私ですが、ショートパンツからすらりと伸びた白い足に、マダム的な傘をさしてそれはもう高原の別荘地に休暇で訪れた夫人のようなヒマパパさんの美人妻を前にし、思春期の男子のようなときめきを覚えていた私。さきほどの道の駅での産直野菜へのときめきとは訳が違います。
咄嗟に私の中の薄い女子度が顔を出し、ちょっとだけおしとやかぶって言葉少なめに、そして言葉に気をつけながら会話をしていた節があります。
さて、サイトの方はというと。
1サイトに3家族のテントと3家族分のタープを張っても余裕の広さですが、サイトの真ん中にある炊事場やあらかじめ設置されているテーブル、それから今回利用したサイトには木もあったためレイアウトに悩み、さらには雨。
とにかくあまり悩んでいる余裕もなかったので、皆で協力しながら雨のなか荷物を運び入れます。
通気性の悪いレインウエアで蒸し風呂状態になっていたヒマパパさんは、のちに「汗で濡れるんだったら雨に濡れたほうがよかったのかも」と奥様のYちゃんに嘆いていたのだけれど、「そうだね。」と軽く一蹴されている姿に掛ける言葉は見つからず。さらには翌日、白のデッキシューズを履き替えずにいたことによってすっかり汚れてしまったことにも嘆いていて、ほんとうにこの人は愉快な人だなあと私はこっそり笑っていた次第。
雨の中の設営も終わり、一同はひどく空腹だったことに気づきます。
食べそびれていたお昼ご飯を食べるため、本来の集合場所であった道の駅「南魚沼雪あかり」へ。
「時間的にあまり食べ過ぎると夕飯食べれなくなっちゃうから軽めにしておこう」
と言いつつ、結局がっつりいく。
私、サーモン丼。
食べかけだけど、夫が注文したへぎそば定食。
お米どころなので、さすがごはんが美味しい。
そもそも我が家は新潟大好き家族なので、新潟の食べ物に絶対的な信頼を置いています。
キャンプ場に戻り、雨上がりの場内を散策してみたり少しまったりと過ごし、そして夕食の準備。
我が家の新しいテントは、テントマークのGrandHut4。
これについてはまた別の機会に説明するとして。
kmr家、ヒマパパ家はノルディスクのコットンテント。親子サイズでかわいい。
次男も「ぼく、こういうテントがいいなあ」と。
母も、こういうテントほしいなあ。
1日目の夕食。
我が家はリクエストのあった富士宮やきそば。と、適当おつまみ。
ヒマパパ家はアクアパッツァ。それと自家製チーズ。
大きいお皿におさまりきれないほどの大きな鯛!
アサリもたっぷり、ガーリックの風味も最高。
スープもパンに浸して美味しくいただきます。
kmr家は、kさん特製チャーシュー。
キャンプ場に着いてから作り始めたというそれは、やわらかくてジューシー。
ビールも白飯も欲しい。
そしてこの日の宴では、ヒマパパさんのお誕生会も兼ねて。
トリコロールカラー好きなヒマパパさんのために、Mちゃんが「星条旗」をデザインしたプリンケーキを作ってきたという。
素晴らしい~。
そして美味しかった。
食卓がまるでどこかのバルのような雰囲気でたいへん心地よく、食事もお酒もおいしくいただき、当然会話もはずみ楽しい晩。
こんなおしゃれな雰囲気、さぞや準備に力が入っているのだろうなあと思っていたのだけれど、実際目の当たりにして、それがまあごく自然な流れでこの支度。
おしゃれキャンプという言葉が逆に失礼にあたるんじゃないかとさえ。
これはセンスのいい人がキャンプを楽しんでいるだけなのだ。
そこにたまたま居合わすことができた我が家、ただそれだけなのだ。
そんなことをぼんやり考えながら、一日目の夜は更け、12時過ぎだったか就寝。
2日目に続く。
家を出てすぐの地元のスーパー(24時間営業)で食材を調達するのに約1時間費やしてしまい、夫に急かされるようにして再出発。
その後、得意の睡眠学習で新潟キャンプのイメトレ。
目を覚ますと長野県佐久市。
まだ長野か・・・。一般道を走りたいという夫に運転をまかせ、妻はふたたび瞼を閉じました。
今回の参加者は、夫婦と次男。
長男は、部活の中体連(応援)の関係で義父母に預けてお留守番。
最近では長男自身もキャンプに同行したがらなくなったので、あまり後ろ髪引かれずに家族3人で出かけるようになってきたけれど、今回のキャンプでは我が家にしては珍しく新しいテントを買ったものだから、長男も興味津々で「キャンプ行きたかったな」とぽつり。
さて、長い道中、群馬県の道の駅「あがつま峡」に立ち寄る。
時間はAM10時少し前。
立ち寄り湯や足湯、ドッグランも併設された比較的新しい広々をした道の駅。
トイレ休憩で寄ったのだけれど、道の駅で売られている産直野菜ほど主婦をときめかせ、こころ奪うものはない。
義父が畑仕事をしているので新鮮な野菜が採れる環境にあるというのに、だ。
トマトもいいし、朝採りブルーベリーなんていうのもいい。ナスもたくさん入って1袋100円だという。
なんなら全部買えばいいのに、一度手に取っては置き、そして悩む。そうして逡巡したのち、結局買ったのは「手作りこんにゃく」。群馬だもの。
そんなふうにしてまたもやタイムロス。
AM11時に待ち合わせの道の駅に間に合うはずもなく、それでもまだ一般道を走り続ける。
くねくねの山道もひたすら。
途中、kmr家とヒマパパ家からも「渋滞にはまって間に合わないかも」という旨のLINEが届き、予定変更で現地集合に。
現地に近づくにつれ、雨。そして強くなる。
まあ、台風を追いかけるようにして進んでいたので仕方あるまい。と、のんきに構え現地到着。
これが、今回お世話になったキャンプ場の受付でもある宿泊施設のほう。(写真はキャンプ2日目に撮影)
噂には聞いていたけれど、この建物を見たら今からキャンプすることが気のせいなんじゃないか、実はこちらに宿泊するんじゃないか?と現実逃避。
それでも、先に到着していたkmrさん夫婦が手続きをしていてくれたので、私たちはこの建物を「これは気のせい。キャンプとは関係ないもの」としてスルー。
しかしまあ。
キャンプ場は5サイトしかないのに、広い。いや、広いのに5サイトしかないのだ。
そして眺め最高。開放的~。
まもなくしてヒマパパさん一家も到着して、はじめましてのご挨拶。
原則的に、はじめましての方でもさほど緊張もしなければ人見知りもしない私ですが、ショートパンツからすらりと伸びた白い足に、マダム的な傘をさしてそれはもう高原の別荘地に休暇で訪れた夫人のようなヒマパパさんの美人妻を前にし、思春期の男子のようなときめきを覚えていた私。さきほどの道の駅での産直野菜へのときめきとは訳が違います。
咄嗟に私の中の薄い女子度が顔を出し、ちょっとだけおしとやかぶって言葉少なめに、そして言葉に気をつけながら会話をしていた節があります。
さて、サイトの方はというと。
1サイトに3家族のテントと3家族分のタープを張っても余裕の広さですが、サイトの真ん中にある炊事場やあらかじめ設置されているテーブル、それから今回利用したサイトには木もあったためレイアウトに悩み、さらには雨。
とにかくあまり悩んでいる余裕もなかったので、皆で協力しながら雨のなか荷物を運び入れます。
通気性の悪いレインウエアで蒸し風呂状態になっていたヒマパパさんは、のちに「汗で濡れるんだったら雨に濡れたほうがよかったのかも」と奥様のYちゃんに嘆いていたのだけれど、「そうだね。」と軽く一蹴されている姿に掛ける言葉は見つからず。さらには翌日、白のデッキシューズを履き替えずにいたことによってすっかり汚れてしまったことにも嘆いていて、ほんとうにこの人は愉快な人だなあと私はこっそり笑っていた次第。
雨の中の設営も終わり、一同はひどく空腹だったことに気づきます。
食べそびれていたお昼ご飯を食べるため、本来の集合場所であった道の駅「南魚沼雪あかり」へ。
「時間的にあまり食べ過ぎると夕飯食べれなくなっちゃうから軽めにしておこう」
と言いつつ、結局がっつりいく。
私、サーモン丼。
食べかけだけど、夫が注文したへぎそば定食。
お米どころなので、さすがごはんが美味しい。
そもそも我が家は新潟大好き家族なので、新潟の食べ物に絶対的な信頼を置いています。
キャンプ場に戻り、雨上がりの場内を散策してみたり少しまったりと過ごし、そして夕食の準備。
我が家の新しいテントは、テントマークのGrandHut4。
これについてはまた別の機会に説明するとして。
kmr家、ヒマパパ家はノルディスクのコットンテント。親子サイズでかわいい。
次男も「ぼく、こういうテントがいいなあ」と。
母も、こういうテントほしいなあ。
1日目の夕食。
我が家はリクエストのあった富士宮やきそば。と、適当おつまみ。
ヒマパパ家はアクアパッツァ。それと自家製チーズ。
大きいお皿におさまりきれないほどの大きな鯛!
アサリもたっぷり、ガーリックの風味も最高。
スープもパンに浸して美味しくいただきます。
kmr家は、kさん特製チャーシュー。
キャンプ場に着いてから作り始めたというそれは、やわらかくてジューシー。
ビールも白飯も欲しい。
そしてこの日の宴では、ヒマパパさんのお誕生会も兼ねて。
トリコロールカラー好きなヒマパパさんのために、Mちゃんが「星条旗」をデザインしたプリンケーキを作ってきたという。
素晴らしい~。
そして美味しかった。
食卓がまるでどこかのバルのような雰囲気でたいへん心地よく、食事もお酒もおいしくいただき、当然会話もはずみ楽しい晩。
こんなおしゃれな雰囲気、さぞや準備に力が入っているのだろうなあと思っていたのだけれど、実際目の当たりにして、それがまあごく自然な流れでこの支度。
おしゃれキャンプという言葉が逆に失礼にあたるんじゃないかとさえ。
これはセンスのいい人がキャンプを楽しんでいるだけなのだ。
そこにたまたま居合わすことができた我が家、ただそれだけなのだ。
そんなことをぼんやり考えながら、一日目の夜は更け、12時過ぎだったか就寝。
2日目に続く。
Posted by ソラオト at 23:25
│塩沢江戸川荘キャンプ場