－－soranote

今年のゴールデンウィークは、またもや白州エリアをチョイス。
キャンプ場の予約を取るのは決まって妻の方が担当なのだが、GW等の連休は特に悩む。
混雑していることは仕方ないとして、遠出して渋滞にはまって疲れるのも避けたいし、なによりも、キャンプ場で心からのんびりと過ごすことができること。そのための重要ポイント、「確実にサイトを確保する」ことと「トイレにストレスを感じないこと」
GWにこの条件に合うキャンプ場選び、なかなか至難。
が、今年は良さそうなところを早々に発見し、そして予約開始日の開始時刻(夜中12時)にスタンバイして予約完了。
それが、今回お世話になった「Foresters Village Kobitto」さんなのでした。

GW後半は、4日のお天気が微妙らしい。
「あー、晴れないかなーーー」とぼやいていたら、次男がてるてる坊主を作ってくれていた。次男はきっとモテる。「気の利いたこと」にてんで疎い長男は将来結婚できた暁には間違いなくお嫁さんから苦情をいただくことになると思う。
「お義母さん聞いてくださいよー。あの人ったら、結婚記念日も忘れるし、気に利いたこと全然してくれないんですー」



てるてる坊主に希望を託していざ出発。

チェックイン時間は14時だったので、自宅を8時に出発し、途中で買い物とお昼ご飯を済ませる計画。
いつもなら、山梨へ向かう場合、朝霧エリアを通過するのだけれど、GWの朝霧は朝から渋滞の恐れあり。
ってことで、52号経由で。
おかげさまで順調。
時間に余裕があるので、清里の「豆玄」さんで珈琲豆を調達することに。


そして向かうは、「ひまわり市場」というスーパーマーケット。
去年のGWキャンプで立ち寄った際、比較的小規模なスーパーながら品揃えがなかなか良かった印象だったので、ふたたび利用してみようと。
がしかし。
確かに前回も「やや高めの値段設定だなー」とは思っていたけれど、ここまでとは。
まず最初に驚いたのが、今が旬の「そら豆」1袋(5-6本入りくらい)が700円前後。
しかも地場産ではなく鹿児島産。
地元のスーパーなら間違いなく398円だろう。
旬より少し早めのとうもろこしに至っては１本400円台。奥さん、1本ですよ、1本。
こういった旬のものはまだしも、ピーマンでさえも1袋・・・正確な値段は忘れてしまったけれど、夫と「3倍だね、3倍！2倍どころじゃないよ」と話していたのでそのくらい。
ちなみに、地元スーパーでは1袋98円で購入できます。(2016.5.8現在)
他の食材も軒並み高価だったため、渋い顔で店内を逡巡したのち、奇跡的に300円台の値札が貼られていたそら豆1袋と、子供たちの要望により「いわな」と「にじます」の串にささったやつを1本ずつ購入して、もっと庶民的なスーパーへ移動することに決定。

次に向かった庶民的スーパーは、オギノ長坂店。
見慣れた価格にほっとしながら買い出し完了。
予定外にスーパーをはしごすることになったものの、買い出しが終わってもまだ12時半過ぎ。
予定ではここでお昼をどこかで食べる予定だったけれど、適当なところが見つからず、ダメ元でキャンプ場へ向かってみることに。

13時過ぎた頃、キャンプ場到着。


今春オープンしたばかりだそうで、真新しく立派な管理棟で受付。



１時間も早く到着したにも関わらず嫌な顔一つせず、笑顔で迎えていただき、初めて訪れたというのになんだかとても心地の良い雰囲気。
チェックインの30分前なら、とのことだったので、それまでの間場内を少し散策。


管理棟の隣には炊事棟とトイレ＆シャワー室。（ゴミステーションもあり)


さすが、オープンしたばかりなので眩しいくらいい新しい。
このトイレだけで、今回のキャンプ場選びは成功したといえるのではないだろうか。



トイレと同じ並びで一瞬わかりにくいのだけれど、シャワー室も２つ。


確か、10分100円だったような。
利用しやすい価格だなあという印象。実際、順番待ちしている人もいたりしてなかなかの人気。


トイレもそうだったけれど、炊事場も滞在中常にきれいな状態。ありがたい。
炊事棟の先にはちょっとした広場。



かわいらしい建物があり、中を覗く次男↑

広場の上段にはバンガローが点在。いい雰囲気。



そして広場の先は、電源サイトが並んでいるのだけれど、その手前に、子供たちがちょっと遊べるエリア。


長男に「ぼくが写った写真は使うな」と言われているけれど、聞かなかったことにしよう。



小１の次男は、ここのブランコをたいそう気に入り、そのおかげで「次男の好きなキャンプ場ベスト3」にランクイン。




そうしているうちに、チェックインの時間に。

今回利用したのは、川沿いのサイト(電源なし)
3サイトあるうちの、指定されたのは一番奥「R3」


リバーサイトは、3つ。
境界は石がゴロンと置いてあるだけなのであまりプライベート感はないのだけれど、一番奥のこのサイトはレイアウト次第でプライベート感を確保可能。

ちなみに写真右側の砂利道は公道のようで、昼間は時折通り過ぎる車(宅配便とか)も。(それほど頻繁ではないので気になることはありませんでした。)

さて設営。


どこのサイトでも広さはそれなりに十分。
サイトのすぐ横は川。水が透明でたいへんきれい。



反対側は森。


絶好のマイナスイオン浴ポイント。(虫も多い)

今回は、1日目の夜中～翌日朝にかけて雨予報だったので、久しぶりにコールマンのウェザーマスター・テント＆スクリーンの連結。
久しぶり過ぎて「前回いつ張ったっけ？」「えーっと、どういう手順だっけ？」「それにしても設営面倒だな」などと夫婦でやりとりしながらなんと1時間も所要。

そして、今回のニューアイテムを投入の図。


夫自作のキッチンテーブル。
発案と構想に、約２年半はかかっている。なかなかのプロジェクト。
元々持っていた飾り用の棚からアイデアが生まれ、あーだこーだ言ってるうちに、なんかどこかでも見かけるようなデザインになってしまったので、カラーリングでオリジナル感を演出。
しかし、物を置いたらまるで目立たない、というオチ。


こういう類のものって、おしゃれな人が使うと雑貨屋さんのディスプレイよろしく素敵な雰囲気になるのだけれど、どうも「実用性重視」の私が使うと生活感がぬぐいきれず。まあよし。



15時頃設営も一段落したものの、一日目の夕食はBBQなのでひとやすみしてまもなく準備にとりかかることに。



通常、2泊キャンプの場合、1日目の夜は適当に済ませ、BBQは二日目の晩にするところなのだけれど、今回は長男のみ部活の関係で１泊。2日目は義父母たちに迎えにきてもらう段取り。
ってことで、家族4人が揃う1日目の晩にBBQを。


お肉は自宅冷凍庫に買い置きしておいたものを持参(仕事帰りのスーパーで半額の値札がついていると買い置き)し、夫に「良き主婦」っぷりをぬかりなくアピール。ただし、夫は「安いねー。でも美味しい。」と肉についての賞賛はすれど、妻を褒め称えることはない。憎たらしい。


食べ終わる頃、日が暮れて気温も下がり始めたのでスクリーンタープ内へ移動。
雨対策で持ってきたけれど、この時期の夜はまだ寒いからちょうど良く。



食後、次男はテントでゲーム、母はまったり一人呑みを楽しんでいるころ。


長男がカメラ遊び。夫はアシスタント


なにげに、このブログを読んでいるらしい長男が「見てみてーー」と撮影したばかりの写真を液晶画面で見せてくれたけど、これ、リラオト。
そんなふうに、のどかに夜を楽しんで就寝。

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2日目。

私たちが就寝するころ、ぽつりぽつりと降り出した雨は、明け方4時頃だったか、その雨音と雷鳴に驚き目を覚ます。
雨だけならともかく雷も、となると緊張が走る。
体を起こして、寝ていた夫に「雷が鳴っている。車に避難する？」と声をかけると、寝ぼけ眼の夫がモソモソと起きて車に積んであった荷物を片付けにテントの外へ出ていった。
5分ほどして「車に移動できるよ」と、戻ってきた夫が言うも、どうやら雷鳴は遠のいていったもよう。
少し様子をみて大丈夫そうだったのでそのままテントで過ごすことに。
一連の様子で目を覚ました長男と、ほっとしたついでにトイレへ行く。
そしてテントに戻り、ふたたび体を横にして目を閉じる。このパターンが微妙に眠れず、そして眠気を取り戻す頃には起床推奨時刻。

雨がしとしと降るキャンプ場の景色も嫌いじゃない。



せっかくなのでサイトの周りで自然浴。



早朝ならまだ虫たちも活動してかったりするので安心。



なんて思っていると。



この毛虫、サイト脇にある木の葉っぱにたくさん生息していて、時折我が家のテントにも降臨される。
毛虫に恨みはないけれど、触ったらかぶれる心配があるので見つけるたびに手箒で「うぉりゃーっ」と弾き飛ばしていた。ごめんね。

朝食は、サンドイッチ。ローストビーフはキャンプ前日夜にすでに作っておいたもの。切るだけ。



朝食の準備をしていると雨も上がり、森のキッチン風ではないか。気のせいか。



そして朝食完成。長男の好物、たまごサンドとローストビーフのサンドをドデーンと。


あと、写真に収めていない苺とヨーグルトの存在をここでアピールしておこう。
そして、前日、豆玄さんで購入したのは「春のブレンド」。



お昼頃まで降り続くと思われていた雨も、朝食の頃には上がりはじめ、そして青空。思ったより回復早くて、これはてるてる坊主のおかげなのでは、と次男を褒める。



この日は前述のとおり、長男が帰宅するために同居している夫の両親が迎えにきてくれる。こういうとき、おでかけ好き、フットワーク軽快な義父母であったことにあらためて感謝。(そしてそこにつけこんで、気軽にお願いする嫁もいかがなものか）

11時半ごろ「道の駅はくしゅう」で待ち合わせ。朝食を片付けてもなお、それまでの時間に余裕があったので、それぞれ適当にまったり過ごす。



そして道の駅はくしゅうへ。
この頃にはすっかり快晴。緑と青のコントラストが美しいし眩しい。

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と、ここまで比較的サクサクっと調子良くそして気分良く進んできたのに、なぜか急に画像一覧が起動しなくなり無駄な時間を費やし始めてきたので(そして非常に苛々もしてきた)、本来は一話完結だったところ一旦ここで終了。
急遽、二部作。
果たして、この勢いを止めてしまうと次はいつになるのだろう。不安を抱えたまま、次回へ続く。